2019年7月19日金曜日

椿山荘でアフタヌーンティー♪

今月はじめ、仕事の打ち合わせを兼ねて、一泊二日で東京へ行ってきました。
以前からお目にかかりたいと思っていたTさんとお会いすることができました! 

ホテル椿山荘東京」の、アフタヌーンティーをご一緒させていただきました(≧▽≦) 

私、『ホテル椿山荘東京 ~ル・ジャルダン~ アフタヌーンティーレシピ』(河出書房新社)の本を持っておりまして(^^ゞ 
一度行ってみたいと思っていたのです。 

椿山荘といえば、お庭も有名です。
待ち合わせ時間の前に、お庭も散策してきました♪ 

あいにくの、梅雨の雨の日でしたが、それはそれで趣があります。
確か、ここは以前有名人だった人の邸宅だったよね…と思って、検索。そうでした! 

軍人で政治家だった山縣有朋が、1878年に邸宅として購入し、この周辺が古くから椿が自生する景勝地だったことから「椿山荘」と命名しました。 
文化人だった山縣は作庭にこだわりましたが、施工は当時東京を代表する庭師・岩本勝五郎。目白台地の崖線や緩傾斜を利用した芝生園地と流れ、池を特徴とした庭は、天然趣味に優れた名園と評価されました。 

山縣有朋の庭と聞いて思い出したのが、京都の「無鄰菴(むりんあん)」です。
今年の2月に訪れたところ!!私の頭の中でつながった!!(笑) 
その時の日記はこちら

今に残る山縣の名園は3つあり、京都の無鄰菴、小田原の古稀庵、そしてこのホテル椿山荘東京で、山縣三名園と呼ばれているとか。 
第二次世界大戦の空襲で邸宅や庭のほとんどが灰になってしまったそうですが、昭和になって復興され、現在はホテルとして営業。ありがたいことです。 


どど~ん! 三重塔。庭におりてすぐにこれが目に入り、すでに圧倒される(◎_◎;) 


幽翠池。鯉と鴨がいるとのことですが、今日は静かですね(笑) 


滝が流れ、高低差を利用して昔ながらの水車もある。 


この古香井は、都内では珍しい、湧水の井戸だそうです。
1923年の関東大震災の時は被災者用に開放されたとのこと。
水がきれいなのでここにはホタルが生息しているそうですよ。 


なんと、伊藤若冲の下絵による五百羅漢のうちの約20体。
京都伏見の石峰寺にあったものを大正14年に移したといわれています。
羅漢とは、煩悩をすべて断滅して最高の境地に達した人、だそうです。 





樹齢500年とされる椎の木。高さ20m、根本周囲4・5m。
この庭園内の最古の樹木でご神木。 



名前の由来になった椿は100種、1000本あるそうですが、咲いておらず(;'∀') 
冬がいいみたいですね。

庭はとても広いので、短い時間では全部を回ることはできませんでした。
次回の楽しみにします。 
朱塗りのこの橋を渡って、アフタヌーンティーをやっている本館のロビーラウンジへ。 



ホテルの中も、どこもかしこも優美で落ち着きがあり、格式を感じさせます。 



 
本格的な英国式アフタヌーンティーを提供しているル・ジャルダン。 
こちら、「ロクシタン・リラクシング・アフタヌーンティー」。
オーガニックコスメブランド「ロクシタン」とのコラボでした。

ロクシタンは植物療法やアロマテラピーを取り入れているので、アフタヌーンティーも、ハーブやフルーツをふんだんに使ったメニューです♪ 
スカッとしない梅雨の時期には特に、こういう香りやハーブが癒しをくれますね。
(私、一応、アロマテラピーアドバイザーの資格を持っているの・(笑)) 


紅茶もハーブティーをチョイスしました。 写真は一人分です。
ランチのあとでおなかがいっぱいだったので、二人で一つのアフタヌーンティーをシェアしました。  

こちらでは茶器はノリタケの「花更紗」を使っているんですよね!
私も大好きな柄で、ティーカップ、もっているんです(≧▽≦) 

初めてお目にかかる時は緊張しますが、Tさんはとても気さくな方で、同世代でした。
赤毛のアンのことだけでなく、はまっているクルーズ旅のお話など、たくさん楽しいおしゃべりを聞かせていただきました。

またお茶会をやりたいですね!というお話になり、11月に東京でそれが実現しそうです。
決まりましたらまたブログ等でお知らせいたします(^^)/ 
Tさん、本当にありがとうございます!!