2019年7月1日月曜日

ニューイングランドツアー日記 その9(オールド・スターブリッジ・ビレッジ)










2019年6月14日(金)晴れ 

ブラトルボロで泊まったホテルは「ハンプトン・イン・ブラトルボロ」。
ウェルカムチーズが用意されていたり、ホテル一階にはコーヒーや紅茶などたくさんの飲み物が並び好きなように飲めるようになっているコーナーがあり、なかなか考えられていました。

昨日は、中華レストランでの夕食後、みんなで一階のソファに座り、好きな飲み物を持ってきて、興奮さめやらぬターシャの家や庭の話で数時間、盛り上がりました(≧▽≦) 

朝食はブッフェスタイル。ワッフルメーカーがあり、スタッフの方からワッフルの焼き方を教えてもらって、バーモント州のメイプル・シロップをかけていただきました♪ 
焼き立てもあって、すごくおいしかったです!

スタッフの方はフィリピンから来られたとのことで、同じアジアですね!と意気投合♪ 

今日は、昨日の雨がうそのようによく晴れました。
ターシャが好きだった歴史村「オールド・スターブリッジ・ビレッジOld Sturbridge Village」へと向かいます。 


向かう途中にはこんな素敵な景色が広がっていました。
秋はこれらの木々が紅葉し、ドライブが楽しいそうですよ。 




ビレッジの入り口には、こんなにたくさんの国旗が。
5月最終月曜(2019年は5月27日)が「戦没者追悼の日Memorial Day」だったので、そのための追悼国旗ではないか、とのこと。

もともとは多くの血が流れた南北戦争の戦没者を追悼する日でしたが、現在はすべての戦争で亡くなった兵士たちを称え追悼する日なんだそうです。 

でも、私たちが訪ねた6月14日が、ちょうど「国旗記念日Flag Day」だったので、それかもしれません。

1777年のこの日、「星条旗」が正式にアメリカ合衆国の国旗と定められました。
アメリカが独立宣言を行った頃の旗にはイギリスの国旗が入っていましたが、独立戦争で戦った相手の国の国旗が旗に入っていては国民の士気に影響するということで、ワシントンらがフィラデルフィアの旗作り職人ベッツイ・ロスに依頼し、星条旗ができあがったんだそうです。

第28代大統領ウィルソンがこの日を国民の祝日としたそうで、私は平日だと思っていましたが、この日は祝日だったんですね! 

星条旗の星は、独立時の13個から、連邦に州が加わるたびに増やされて現在に至っており、その度に、次の独立記念日に配置が変更される(初期を除く)。

このため、星条旗は世界で最も変更回数の多い国旗だが、現在の「50星」デザインはハワイが州に昇格した翌年の1960年から続いており、2007年7月4日にはこれまでの「48星」の47年間を抜いて最も長い期間使われているデザインとなった。(Wikipedia) 








スタッフの人が当時の洋服を着て、当時の暮らしを実演して見せてくれるのが特徴。
実際に畑を耕し、家畜も飼っているため、その世話や、乳搾りなども、スタッフがしています。
どこで何をデモンストレーションしているかは、パンフレットにちゃんと記載されているのでわかりやすいです。 

建物は、新しく建てたものではなく、古い建物を移築してあるので、それぞれの建物が、どこからもってきて、何年に建てられて…というプロフィールも知ることができます。
古い建物が大好きな私には、たまりません!!







 これが夕食で…  



これが朝食。蝋でできたものではなく、本当に調理したものでした! 


ターシャの庭にもいた、堂々としたオスの鶏。こんなにまじかで見たことなかったな…(笑) 

このような歴史村はアメリカのあちこちにありますが、ここは、ニューイングランドでは最大の、19世紀の暮らしを肌で感じることができる歴史村で、小学生たちが社会科見学に来ることも多いそう。
この日もたくさんの小学生が来ていました。
活気があり、19世紀のアメリカにタイムトリップしたかのよう。 



 
見学時間は約2時間たっぷりとり、自由行動です。 
ガイドさんから、まずは一番奥まで行ってしまい、そこから入り口に向かって見学するのがいいですよ、とアドバイスされたので、一番奥へと向かいました。

最初の建物から見てしまうと、あとで時間切れになってしまい、奥の建物が見れなくなることが多いそうで、確かにそうだな、と思いました。 



私の大好きな「タータン(チェック)」は、もともと羊毛から作られる布地。
どうしても羊毛関係には反応してしまいます(^^; 
こちらは、水車の水力を利用した、羊毛を梳く機械。 


こちらは水力を利用した小麦挽きの様子。 


横には水車がちゃんとあります。 



カバード・ブリッジもありました! 


 
こちらのカバード・ブリッジは、車道と歩道が分かれていませんね。 

旅行記はつづく