2019年7月5日金曜日

ニューイングランドツアー日記 その14(パブリックガーデン)

















ビーコン・ヒルを下って、「ボストン・パブリックガーデン」へ。
アメリカ最古の植物園のひとつ。 




 
入ってすぐにあるのが、絵本かもさん おとおり』(ロバート・マックロスキー作、わたなべ しげお訳.、福音館書店 1965 年)を記念したカモのお母さんと子どもたちの像。 


上は人がいない写真ですが、これは翌日曜の朝早くにもう一度行った時の写真なので誰もいませんでしたが、土曜日の日中に訪ねた時は、親子連れや観光客がひっきりなしに写真を撮っていたため、人のいない写真が撮れるような状況ではありませんでした。
すごい人気です。 


こちらはツアーの参加者さんが撮られた写真。
ちょうど『かもさん おとおり』の絵本を持って記念撮影をしていた時の写真がかわいらしかったので使わせていただきました♪ 

この絵本の舞台はボストンで、カモ一家がボストンのパブリックガーデンへ引っ越ししてくるお話です。
まさに、今、私が歩いているボストンの町並み、パブリックガーデンがそのまま、絵本の中に描かれているんです。





カモさんたちは、今もいっぱいいます(^^; 
そしてリスもたくさん!全然人間を恐れません。




 

絵本の中にも描かれてる「スワンボート」は、125年以上もの間、地元の人びとに親しまれているのだとか。井の頭公園のボートと同じ?!!かな。 


ジョージ・ワシントン像。
1783年に、イギリスがアメリカの独立を認めるパリ条約が締結され、初代大統領になったのがワシントン。 
パブリックガーデンの写真を見ていただいてもわかるように、ボストンの町中、中心にあるパブリックガーデンは、都会のオアシスです。

きっと、ルイザ・メイ・オルコットも、ここで精気を養っていたのではないかしら。 

そして、パブリックガーデンに隣接する「ボストン・コモン」(1634年に設置された全米で最も古い公園)も、人々の癒しの場として利用されています。 




ボストン・コモンを突っ切って「パーク・ストリート駅」へ向かいました。
とにかくいい天気で暑くて、歩いていると汗が吹き出します。 

 

公園の木立の間から、その存在感ある姿を見せる「マサチューセッツ州議事堂」。
1798年に建てられて以来、数度の増改築を経て、現在も州議事堂として使われているとのこと。金色の丸ドームが太陽の光でキラキラと輝いて絢爛豪華!!!
23金が使われているそうです。  



そして、パーク・ストリート駅のある交差点にそびえるのが「パーク・ストリート教会」。1809年に完成、1812年の米英戦争時には弾薬庫として使われました。

ウィリアム・ロイド・ギャリソンが、1829年7月4日にアメリカで初の奴隷制度反対の演説を行い、1831年の独立記念日にはサミュエル・スミスがここで初めて「アメリカ」を歌った、とガイドブックには書いてあります。

独立する以前は、イギリスの紋章にもなっているライオンの飾りがついていたそうですが、独立後にはもういらない!と、取り去られたとか。 

パーク・ストリート駅からは地下鉄に乗って、次のガバメント・センター駅で降り、クインシー・マーケットへ行く予定でした。が、違う方向の地下鉄に乗ってしまいました(私としたことが…なんたる不覚…)。 

次の駅で降りて一度出て(出ないと反対方向へ乗れない造り)、再び入ろうとしましたが、改札が開きません!
ちょうど係員がいたので聞いてみると、一度出たら、5分だか20分だかの時間を開けないと入れないと言うのです!!(本当か?!) 入れないんじゃ仕方がない。

しぶしぶ諦め、再びボストン・コモンを歩いて横断し(;^_^A 
パーク・ストリート駅へ戻りました。

これで時間が空いたのできっと地下鉄に入れるはず。
とはいえ、さっきとは反対方向へ行く乗り場がわからず、通りすがりの人へ聞いてみたら、ガバメント・センターは次の駅だから、歩いたらいいよ!!
この道をまっすぐ行くだけ、7分くらいだよ!とのこたえ。 

ボストンの地下鉄の中心部は、駅と駅との間が短いので歩けるのは知っていましたが、せっかく一日券を買ったのでフルに使おうと思っていたのです。
それに暑くて歩きたくなかったのです。
が、結局乗り場があやふやだったので(笑) 思い切って歩くことにしました。 

旅行記はつづく