今日は丸一日、フリーデーです!
私のツアーは必ず一日フリーを入れさせていただいています。
自分が行きたいところへ、自分の足で行ってみる、自分の足で歩いてみると、ツアーがさらに思い出深いものになると思うからです。
参加者さんは、オプショナルツアーに参加されたり、自分の行きたい場所をピックアップして上手にスケジュールを組んでいる方、いろいろでした。
私自身は、ボストンは初めてなので、やはり観光の定番を以下のように組みました。
ボストン公共図書館→ ビーコン・ヒル→ ボストン・パブリックガーデン&ボストン・コモン→ クインシーマーケット→ ボストン・ティーパーティ・ミュージアム→ イザベラ・スチュアート美術館
宿泊しているシェラトン・ホテルはEラインの「プルデンシャル駅」と、B・C・Dラインの「ハインズ・コンベンションセンター駅」と、どちらにも近く、地下鉄の本数ではハインズ・コンベンションセンター駅のほうが多いというので、今日はハインズ・コンベンションセンター駅から出発。
ホテルからまっすぐ行けば駅に着くと思ったのですが、見当たらず、迷ってニューベリー・ストリートに出てしまいました。あらあら、なんだかとってもオシャレな通りです。
ガタガタと揺れて、駅に着く前にも時々止まります(^^;
階段をあがってちょっと高くなっている座席と、低いところにある座席とあり、不思議なつくりです。
「コープリー駅」で降り、最初の目的地・ボストン公共図書館へ。
コープリー駅を出るとすぐに目に入る、オールド・サウス・ミーティングハウス。1729年に完成した教会ですが、ミーティングハウス(集会所)という名前がついているのは、イエス・キリストの名のもとに集う、ただの集まり、という意味があるようです。
1773年12月に、ボストン・ティーパーティ事件の集会が行なわれたことで知られ、当時ボストン市内で最大の建物だったこの集会所には5千人以上が集まったとか…。すごい!
その集会所の向かいにあるのが、ボストン公共図書館。
石造りの重厚な建物で、日本人の感覚ではとても図書館とは思えませんね。
アメリカで一番古い公立図書館とのこと。
公共の施設ですから、誰でも入れて、フラッシュをたかなければ撮影も可能。
この旧館は、1895年に建てられた、イタリア・ルネッサンス様式の建物で、メトロポリタン美術館の建設も手がけたマッキム・ミード&ホワイトの設計だそうです。
階段、壁、柱といたるところに使われている大理石は全てイタリア産だとか!!!
階段を上った二階のこの壁画は、とフランス人画家ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌが手がけたそうです。
倉敷の大原美術館にも彼の絵が所蔵されていて、そこには「19世紀後半のフランスにおけるほとんど唯一人の、真の意味での壁画装飾家であった」と書かれています。
勉強したり本を読んだり、くつろぐ人々の姿がありました。こんな空間に一日いられるなんて、なんて贅沢なんでしょう。
二階の閲覧室。天井が高い!!そして、美しい!!私、一日いられます!!
3階にはそのサージェントの壁画があるそうですが、それは知らずに出てきてしまいました( ;∀;) またリベンジしなくちゃ。
旅行記はつづく