2018年6月28日木曜日

みちのくの小京都・村田(後編)

村田町観光前編のつづきです。

豪壮な店蔵は、ベニバナをはじめ、生糸や綿糸、味噌、しょうゆなどで富をたくわえた商人によって、江戸時代後期から大正時代ごろにかけて建てられました。

現在も残る蔵の町並み、建物の細部からは、当時の繁栄ぶりがうかがえます。 




 
電話番号表札が、各豪商の表門に掲げられているのは、当時電話をつけることができたという、富の表れなのでしょう。 


 
商家の敷地は、一般に間口が狭く、奥行きが深い短冊形の形状をしています。
店は街路沿いに建てられ、生活の場である主屋はその背後のつらなります。

さらに、敷地の奥に向かって、物品などを収蔵するための土蔵が立ち並びます。
これらの建物は、敷地の北側に寄せて建てられ、南側を村田石が敷き詰められた外通路が貫きます。

また、店の南脇、つまり外通路の入り口には、軒を深く張り出した大型の表門が構えられます。
このように、店と表門が街路に沿って交互に建ち並ぶ景観は、町並みの大きな特徴です。 



 
上の写真は「やましょう記念館(旧大沼家住宅)」。
中を自由に見学することができます(無料。村田商人「やましょう」は、町有数の豪商でした。建物に付随する表門(上の写真の左にちょこっと写っている)は、薬医門と言って非常に珍しいとされ「やましょう」邸のシンボルです。

離れ座敷は、名曲「影を慕いて」の作曲者・古賀政男氏も宿泊したことがあるそうです。 
このやましょう記念館は重要文化財指定を申請中。
指定されれば、村田町内では初めて、また、商家建築の重要文化財は県内で唯一となるとのこと。待ち遠しいですね。 


やましょう記念館の向かいにある雑貨屋さん。
やましょうが実家だとのこと。
蔵の資料館」と書かれてあり、蔵などに残っている古いものを展示した二階を、無料で公開しています。 



 
お店の奥にはお休み処(カフェ)があります。
上の写真を見ると、奥になが~く連なっている、この町の建物の特徴がよくわかりますね。 

土曜日だというのに、私たちのほかに観光客らしき人は一組みしかおらず、曇りという天気も相まってか、とても閑散とした印象で、こんなにいいものが残っているのに、本当に残念でなりません。
どうぞみなさん、村田を訪ねて口コミを広げていきましょう!! 

最近の調査で、力をつけた村田商人が、財政赤字に悩む村田の領主の求めに応じてカネを貸し付けていたこともわかりました。
返済の代わりに名字帯刀を許され、刀剣などを受け取っていたとのこと。
商人たちはさらに、凶作になると、困窮した住民に米や現金を施したり、米の安売りを行ったりして救済していたそうです。

天保の大飢饉の時には、京都の紅問屋や糸店から救済金が送られてきた記録も残っており、紅花ネットワークの結びつきの強さを示していると、新聞に書いてありました。 

そんなに栄えていたのに、衰退していったのはなぜでしょうか。

明治時代になると、沖縄や中国からの安い紅花が輸入され、さらにはドイツから化学染料アニリンが輸入され、その普及に負けてしまったのです。 

最近は、ベニバナを復活させる動きもあるようですが、ベニバナでの町おこしは山形のほうが先をいっている気がします。
がんばれ、村田!!  

2018年6月27日水曜日

みちのくの小京都・村田(前編)

「ジャックスビレッジ」でランチをした帰りに、村田町を訪ねました。

車でしたら5分と、とても近いので、ぜひ、訪ねていただきたいお勧めスポットです。 

村田といえば「スポーツランドSUGO(国際レーシングコースを持つ総合モータースポーツ施設)」が有名ですが、私自身の記憶は、小学校の時にキャンプに行ったことくらいで…。実はモータースポーツ目的には行ったことがありませんです^_^; 

そういうわけで、村田というところにも、仙台出身といいながら、ほぼ初めての感覚で行った私です。

目的は、平成26年に重要伝統的建造物群保存地区に指定された蔵の町並みを見るため。

町並みといっても、東西180メートル、南北約470メートルという、狭い範囲なので、歩いて廻れます♪ 

村田というのは、正直、田舎の、忘れ去られたさびしい村というイメージがあって(村田の方、すみません!!)…。
でも、実際に行ってみたらとってもすてきな町並みが残っている!!! 

けれど上手に活用されておらず、宣伝も行き届いておらず、もったいない!!!と正直思いました。 

村田は村田城というお城があった、れっきとした”小京都”であり、江戸から昭和の初期までは商業の町として活気があったのです。

今はなき村田城は、室町時代に、豪族の小山九郎業朝が居館として設けたのがはじまりで、地名の村田にちなんで村田姓にあらため、当地をおさめました。

その後、台頭した伊達家に従うようになり、その後、あの有名な伊達政宗の時代となります。 



 
江戸時代に商業の町として栄えた理由は、紅花(ベニバナ)の取引です。

ベニバナは、友禅や西陣などの絹織物を赤く染める染料として、また、口紅の原料として明治時代初期まで、高い値段で取引されました。

産地としては、山形県や関東地方などが有名ですが、仙南地方(現仙台市の南部で、旧柴田郡、旧刈田郡、旧伊具郡が該当する)でも栽培がさかんでした。

「南仙紅花」は品質がよく、江戸時代後期の18世紀末には、京都の市場で山形産を上回る値段で取引されたこともあります。

仙南の紅花以外にも、地域的に近い山形の紅花も取り扱っていたようです。 

ベニバナは各産地から村田に集められ、馬で大石田まで運ばれ、そこから最上川を船で下って酒田へ、そこから北前船で日本海を通って敦賀へ。そこから京都、大阪へ運ばれました。
陸路は、奥州街道で江戸へ。

そこから船で大阪方面へ。 
帰りの船には、さまざまな物資(呉服や雑貨、薬、海産物、砂糖や塩、書籍など)が積み込まれ、村田にもたらされました。

ひな人形や屏風といった都の文化が、みちのくの小さな町に残るのはそのためです。

 (つづく)  


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2018年6月26日火曜日

イギリスをイメージしたリサイクル・ヴィレッジ

先日、父の一周忌で、実家の仙台に帰ってきました。
早いもので一年になるんですね。 

時間的に余裕があったので、以前から行きたいと思っていた「JAC's Village(ジャックスヴィレッジ)」に行ってみました。

私の実家は太白区(東北自動車道のほう)にあるので、ヴィレッジのある蔵王町まではそんなに遠くありません。
時間が読めないので、行きは高速を使って村田ICまでいきましたが、帰りは下道で30分くらいだったので思ったより近かったです。 


 
まるでイギリスの田舎の村を思わせるたたずまい。
オーガニック発祥の地イギリスのコッツウォルズをイメージして建てられたのだそうです! イギリス好きにはたまらないかわいらしさですが、実はここ、リサイクル&アップサイクルをコンセプトにしているんですよ。

建物や商品、さらにはエネルギーまで、そのほとんどがリサイクル。
マイナスなイメージのあるリサイクル業界の常識をくつがえすオシャレな空間に、驚かされます。
ジャックスヴィレッジというカッコイイ名前をつけたのもいいですね。 



 
足元の枕木は年を経た古材で、重厚な門や建物はすべて廃プラスチックの再生材でつくられているとのこと。

アップサイクルとは、リサイクル(再循環)のバージョンアップ版といえるもので、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことだそうです。

たとえば、ショップに並んでいた、テントを利用したエプロンや名工が廃鉄でつくった鉄鍋(スキレット)などですね。

ショップには観葉植物やガーデニング用品、イギリス雑貨などもたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しいです。 

何より私にうれしかったのは、足湯があること。
ネットには、目の前に蔵王連峰が眺められる、と書いてありましたが、あいにく行った日はどんよりとした曇り(なにしろ梅雨の時期でしたので…)。蔵王は見えませんでした^_^; 

足湯は、リサイクルの処理工場で出る熱を利用して沸かしているとのことで、とてもすばらしい発想なのですが、いかんせん温度調整ができないらしく……その日は超高温!!!! あとからスタッフの方がホースで水を出してくれましたが、それでも熱くて熱くて、長くは足を入れていられませんでした…。
でも、絶対にまた足湯はします!!大好きなので(^◇^) 



 
フォトスポットもたくさんあります。
インスタにアップすると特典がもらえるみたいですが、時間がないので今回はパス。 


お昼はこちらのレストランで。
ステーキ食べ放題」に主人がくいつき^_^; 
事前予約をするととても安くなるので(本当にステーキ食べ放題ですよねと言いたくなるくらいのリーズナブルな価格!)、事前予約をして行きましたよ。

入口で大きなくまちゃんがお出迎え。ここもフォトスポット。 




 
スープや前菜、サラダ、ドリンクなどはブッフェ式。

ステーキは、大きなお肉がど~んと来たらいやだな…と思っていましたが、すでに切ってあるお肉を「いかがですか」とテーブルに持ってきて、取り分けてくれるスタイルです。

な、なんと、牛タンもありました!!! 

お肉もとってもやわらかくて、お肉があまり得意でない私もけっこういただきましたよ。
コスパもいいし、どれもおいしかったです。

ここ、また行きたい!! 

プラスチックごみの処理で発生する熱を利用して、品質のよい低コストの野菜やきのこを温室栽培しています。

ちょうどマルシェの日に行ったので、地元の新鮮野菜やお米類、廃熱利用の温室で栽培したきのこが販売されていたので、たくさん買ってきました。お値段もリーズナブルなの。
(車で行ったのをいいことに、お米も買ってしまった^_^;) 

義兄も言っていましたが、震災の復興はまだまだ終わっていないとのこと。

何ができるのか、私は実家もあるので度々訪れて、地元のものを購入することはできるので、復興の助けになるかなと思っています。

海外に行くことが多いですが、時間ができたら岩手、山形、青森と、東北を旅行したいと思ってます。 
旅行、どこに行こうかな~と悩まれることがあったら、よかったら東北にぜひおいでくださいm(__)m 

自分で言うのもなんですがとてもいいところです。

2018年5月6日日曜日

古い町並みが残る有松へ…♪

ゴールデンウィーク中、一日だけ、名古屋まで遠出しました。
ノリタケの森」で紅茶のイベントがあったからです。









時間に余裕があったので、帰り道、以前から行きたかった「有松」に寄ってきました。
ちょうど名鉄の復路にあるのです。 
名鉄「有松駅」から、古い町並みまでは歩いてすぐ。
電柱も撤去(地中化)してあるので、すっきりとして気持ちよく歩けますね。 
中心となるのは”旧東海道”。 





有松は、1608年に、尾張藩によってつくられた町。
有松絞り”で有名です。
耕地が少なかったため、副業として絞染めを工夫したのがはじまりだとか。
東海道を往来する旅人の土産物として名物になり、町は有松絞りとともに繁栄。 


現在、有松絞りの絞りの技法は100種類もあるそうです。 



1784年、村の大半が焼失するという大火に見舞われます。
復興の際、建物は火災に備えて漆喰を厚く塗り込めた塗籠造になり、萱葺き屋根に替わって瓦葺が使用されました。
尾張藩の援助もあって、20年ほどでほぼ復興したそうです。 

そののちも、さまざまな防火対策が施された家屋が建てられました――連子格子、なまこ壁、虫籠窓、卯達など。 
今も当時の面影を残した町家が並んでおり、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。







   これは明治時代のガス灯の名残りだそうです。↓









落ち着きのある伝統ある町並みは絵になりますね。
歩いているだけでうきうきします。
私は現代的な都会よりやっぱり、古さが残るこんな雰囲気が好きです。  


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2018年4月30日月曜日

紅茶と巡る世界の音楽イベント

日本フィルハーモニー交響楽団さんとのコラボイベントを、池袋コミュニティ・カレッジさんでさせていただきました! 

子ども向けの音楽づくりワークショップで、音楽にうとい私が関わらせていただけることになったのは、ワークショップのテーマが「紅茶」だったからです。 

ワークショップのメインは、紅茶をイメージした曲作り。
私は曲作りに入る前に、子どもたちに紅茶のことを知ってもらい、飲んでもらう前段階を担当させていただきました。 

コミュニケーション・ディレクターのマイケル・スペンサーさんや、スタッフの方と事前にお話合いをさせていただき(今はインターネットでチャットができるので国が違っても無料でできて便利ですね)、子どもたちに体験をしてもらって楽しんでもらうこと、紅茶は3種類で、国が違うもの、特徴あるものを…などのご希望をうかがって、インドのダージリン、中国のキームン、日本はどうしようと悩んだ末、ただにしきの紅茶にさせていただきました。

「ただにしき」という品種は、今は育てている方が少ない、希少品種ですが、明治時代、世界に通用する品質のよい紅茶を作るために、日本で開発された初期の品種で、もとになったのは、多田元吉(国産紅茶の父とよばれている)がインドから持ち帰ったアッサム系の茶の種。

多田元吉の名前をもらって「多田錦」という名前がつきました。 
静岡県裾野市にある「不二聖心女子学院」のキャンパス内にある不二農園の茶葉から作られた、ただにしきの紅茶を、ちょうどいただいたので、これは子どもたちにも伝えたいと思い、当日持っていきました♪ 

こちらの不二農園は明治初期にまでさかのぼる歴史があり、ホームページには以下のように書いてあります。

 「4万5千坪に及ぶ広大な茶畑の良質な茶葉から、緑茶、ほうじ茶、紅茶が生産され、学院関係者や愛飲家の皆様から好評を頂いています。
また、紅茶専用の茶木「ただにしき」がまとまって栽培されているのは不二農園だけと言われ、聖心の紅茶「ただにしき」は裾野ブランド商品に認定されているほか、紅茶を使った洋菓子も不二聖心の生徒により「ソフィア-ジュ」と命名され、地元で販売されています」 

ワークショップが始まる前に、日フィルのみなさんにも飲んでいただいたのですが、さっぱりしている、懐かしい感じがするなど、好評をいただきました。 

また、マイケルさんのご希望で、本物の茶の葉も見せたいとのことで、浜松市細江にある「まるたま製茶」さんにお願いして、3種類の茶の枝をちょこっと、切って頂戴いたしました。

ちょうど緑茶の新茶の時期でお忙しい中、快く茶葉をくださったまるたまさん、ありがとうございます! 

茶の葉を実際にさわってもらって「やわらかい」「すべすべしてる」「色がきれい」など、子どもたちも素直な感想を言ってくれましたよ♪ 

3種類の紅茶を淹れるのは、私ではなく子どもたち自身です。

私がまず淹れて見本を示したあと、子どもたちは用意したティーポットで紅茶を淹れて飲んでいきました。
普段は家で紅茶は飲まないみたいで、お湯を扱うのもおそるおそるでしたが、興味津津の様子で楽しく淹れていたのが印象的でした。苦いといって水でうすめたりもありましたが、甘い、苦い、へんな味(!)など、それぞれ、自分なりの表現で紅茶を味わっていました。 

30分という短い時間でしたが、紅茶のことを知ってもらえる機会をいただけて、子どもたちも飽きずに興味を持ってもらえたのを感じて、うれしく思いました。 

そのあとの曲作りも、さすが日フィルさん。
3つのグループごとに、個性あふれる、紅茶をイメージした曲ができていました!!すばらしかったです!!  

このワークショップはこの日で終わりではなく、5月6日(土)に行われる日フィルさんの『Cha-Cha-茶! 紅茶と巡る世界の音楽』というイベントが本番です。
「紅茶と音楽」をテーマに、日フィルさんが参加型のコンサートをされます!!! 

ワークショップに参加した子どもたちがこのイベントに出てくるかも!?? 
11:30~/14:30~ と、2回あり、西武百貨店本館9階屋上で、参加費無料で聴くことができますよ~(^◇^) 
ご興味のある方、ぜひ、行ってみてくださいね!! 

日フィルさんの、子どもたちを対象にしたエデュケーション・プログラムについてはこちら。 

2018年4月28日土曜日

4月の台湾旅行記 その6(最終回・二二八和平公園)


2018年4月13日(金) 台湾での最終日。

空港までの混載送迎バスのピックアップが10:40と、かなり早いのが痛手ですが、それまでの数時間も無駄にしたくはありません!! 

とはいえ、お店は開いてないので…レトロな建物を見て回ることにしました。 

MRT「台大医院駅」で降りると…向かいには緑豊かな「二二八和平公園」が広がっていました。
テレビで見たあの光景が!あちこちで太極拳をやっている人々、本当にいる~~(加わりたい!!笑→実は本気でそう思った) 




中国風のあずまやが、台湾情緒を盛り上げてくれます。 


公園内にあるこちらの建物は↑「国立台湾博物館」。台湾一美しいとの評判。
ギリシャ・ローマ様式の入口と、丸いドーム屋根が特徴的ですね。
落成は1915年。中を見たかったけれど、時間がない…(>_<) 


そしてこちらが↑「台湾大学医学院旧館」。1916年に完成。
思わず「うわ~」と声が出たほどの迫力と美しさに圧倒。
まさに”美しすぎる病院”だと思いました!!

二本一組のドーリア式の柱、二階の丸窓、いちばん上の弧を描いた両側に対称の屋根部分も凝ってますね~。
今も現役で使われているのもすばらしく、中にも入ってみたかったのですが、何しろ時間がない…(>_<) 


 ↑一番見たかったのがこちらの「総統府」。1919年落成。
当時、どこからでもこの建物が見えたというくらい、さすがの大きさ、堂々たる建物。
中央の棟は60mもあるそうです。

第二次大戦でかなりの損傷を受け、1946年に再建されました。
衛兵やら警官やらがあちこちにいて、ものものしい雰囲気です。
近くからの撮影は禁止されているとネットで読んだので、遠くから…。
こちらも内部が見学できますが、今回は無理~~。 


 ↑総統府のとなりにあるのが「司法大厦」=台湾の最高司法機関「司法院」。1934年落成。
こちらも現役で使われているとのこと。
地味なタイルのモスグリーンは「国防色」と呼ばれ、空襲を避けるためだったそうです。 


  ↑総統府の裏にあった「国史館」。
台湾総監督府交通局逓信部として1924年に竣工。
博物館になっていて見学できるようです。 


西門駅へ続く通りにも、引きつけられる古い建物がいろいろ。 


↑こちらの「旧台北信用組合」は1927年の建築。 
窓の上にフクロウの彫刻、「夜もあなたの大事な財産を守っていますよ」という意味があるそう。 

こうして建物を見ながら、宿泊ホテルの最寄り駅「西門駅」まで歩きました。
西門駅のそばにも、「西門紅樓」という古いレンガ造りの建物があります。
1908年に市場として建てられたもの。
現在はカフェやショップなどが入るリノベ複合施設です。 



 
名残は惜しいけれど、9時過ぎにはホテルに戻ります。
朝早くホテルを出たけれどもう蒸し暑くて、そんな中歩いて回ったので汗びっしょり。
シャワーを浴びてから朝食へ。
いっぱい歩いたのでたくさん食べました^_^; 

送迎バスは空港へ向かう途中に免税店へ立ち寄りました。
観光客相手の免税店で、いつもはこうしたお店は素通りしてしまうので新鮮でした。
免税店では買い物はしませんでしたが、空港内で、変わり種のパイナップルケーキ(鳳梨酥)を見つけて購入。プレーン以外の味も試したかったのです。 


 
後日、家で食べ比べ ↑
左がプレーン、まん中が阿薩姆(アッサム)紅茶味、右の緑が文山包種茶味。

もうひとつ、紅麹味の赤いパイナップルケーキも入ってました。
どれもおいしく、パッケージもかわいしかったので気に入りました。

台湾のパイナップルケーキには、冬瓜が入ったものもあって、それは安いパイナップルケーキだとか。
冬瓜の入ってない正統派には「土」がつくらしく、このパイナップルケーキにも「土鳳梨酥」と書いてありました。

でも、安いパイナップルケーキは子どもの頃食べた懐かしい味と言って、そちらを好む台湾人も多いそうです。 

14:30発のチャイナ・エアラインは、20分くらい、出発が遅れましたが、無事に静岡空港へ到着。
自分の車で行けるので、重かったり、かさばったりするお土産も安心して買うことができたのも、静岡空港利用の利点です。おまけに駐車場代は無料♪ 
3泊4日はあっという間でした(初日は寝るだけで終わってしまうし…)。

今度は4泊5日くらいはしたいところです。
次は台中にも行きたいな~。
もちろん、暑い時期は避けて…(^_^;)

2018年4月27日金曜日

4月の台湾旅行記 その5(華山1914文創園区・永康街)

迪化街のあとに立ち寄ったのが、「華山1914文創園区」。
ここは1914年に酒と樟脳(しょうのう)の工場として建てられ、1922年に廃業。

長い間、放置されていましたが、2007年からクリエイティブでアートな空間として再開発が始まりました。 






 

工場の跡地のリノベーションとしては、台北には「松山文創園區」もあります。
こちらは1937年に建設された、台湾最初のタバコ工場(1998年に閉鎖)でした。
崋山1914よりも早くに、アートな文化施設として開発が始まったところです。
ここは時間がなくて写真をぱぱっと撮るだけしかできませんでした…。

池(タバコ工場の時からあったとか)の周りは緑が豊かで公園のよう。
都会の中のオアシスという感じです。


↑ 松山文創園區


話は”崋山”に戻ります。
広い敷地を見て回っているうちに、天気がどんどん悪くなり――きました!スコール!! やっぱり南国なんだな~と実感。

すごい雷雨なので、おとなしく小降りになるまでじっと待ちました(・_・;) 
20分くらい待って落ち着いてきたので、夕食を予定している「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の本店へと向かいました。 

「鼎泰豊」は、日本にも支店がある、小籠包で超有名な台湾料理店。
ミシュランガイドにも掲載されたそうです。
どこの店舗も連日行列で順番待ちということで、どうしようか迷っていたのですが、今回、ホテルへの送迎バスの中で、ガイドさんが、優先的に入れてもらえるミールクーポンを案内してくれたんです。
内容が決まったコース料理で、もちろん小籠包もその中の一品として含まれています。
このクーポンを持っていると、順番待ちの人がいても優先されるので、時間帯によってはほぼ並ばずに入れるというので、料金がちょっとお高かったけれど、クーポンを購入しました。 

行く時間は自由とのことで、お店に着いたのは18時過ぎ。
夕食時なのでたくさんの人が順番待ちをしていました。クーポンをスタッフの方に渡すと、本当に、すぐに席へと案内されました!!(クーポンの威力、すごし) 

外から見ると小さなお店に見えましたが、奥に長く、二階、三階もあって、私たちは二階に案内されました。
掃除も行き届いていて、気持ちがいい店内です。
そして、スタッフの人がみんな若い!!!
そして女性は美人さんで、みんなミニスカート(きゃ~)。
日本語もほぼ伝わります。 




 
小籠包のほかに、海老餃子、野菜餃子、焼売、チャーハンなどがどんどん出てきましたが、やっぱり一番おしかったのは小籠包です!!! 
その次がチャーハン。

酸辣湯(サンラータン)は、私には辛すぎました…(>_<) 
名前や評判に負けないお店だと思いました。
そのうえサービスもよく、人気があるのもうなづけます。
次回は小籠包をもっとたくさん食べたいので、並んで入ることにします! 

おなかがいっぱいになったあと、永康街(ヨンカンジェ)をぶらぶらしました。
「鼎泰豊」本店のそばの通りが永康街で、茶館やかき氷屋、雑貨屋さんなど、グルメやショッピングが楽しめるエリアです。
ガイドブックにも載っていて、2月の台湾旅行でも来て、茶藝館でお茶を楽しみました。

夕食後なので20時近くになっていましたが、まだ開いているお店が多く、観光客にはありがたいですね。
前回行ったお店も商品が新しくなっていたり。ブティックのようなお茶屋さんを見つけたりと、夜のショッピングも楽しみましたよ。 

おなかがいっぱいでしたが、今回こそ、台湾名物・タピオカミルクティーを飲みたかったので!!買いました!! 
量がありすぎて、とても一人では飲みきれなかったので、友達に手伝ってもらいました(笑) 

タピオカミルクティーは、東京の「貢茶」(台湾ティー専門店)で飲んだことがあり、味もおんなじでしたが(^_^;) 
ミルク感がやはり本場だからか、濃い感じ。 


 
夜ごはんの話になったので。
昨日の夜はどうしたかというと…。 
お茶料理を食べたくて、「竹里館」へ行ったのですが、お店が18時で終わるとは思わず、「閉店です」と言われて頭真っ白…。
困っていたら、お店の方が、同じオーナーが経営している火鍋のお店を紹介してくれました。
辛いのは苦手だと言うと、「辛くない味もありますよ。もうお店が終わったので私が連れていってあげますよ」と。なんて親切な!! 
これもご縁です。お言葉に甘えて、火鍋のお店「若荷(ルオホー)」で夕食をとったのでした。

暑かったので鍋はまったく頭になかったけれど、こちらの方は暑くても鍋を食べるそうですね。
案内してくださった女性は日本に住んだご経験もあるそうで、日本語がぺらぺら、本当に助かりましたm(__)m 

オーナーさんはベジタリアンで仏教徒だそうで、ベジタリアンでも食べられる、手軽な料金の火鍋のお店をオープンされたとのこと。
しかも茶館のようなたたずまいで、オシャレなんです。 


 
鍋のスープの味は6種類から選べます。「薬膳」と「トマト」にしました。
ベジタリアン鍋なので、具材は野菜類がた~くさん。
前菜、ドリンク、デザート類もあり、すべて食べ放題というブッフェ形式です。

私は、お昼に猫空で食べた茶葉料理がまだ消化されておらず(;O;) 
残念ながらたくさん食べることはできませんでしたが、そんな時でも野菜は入る!!ありがたや~。

しかも鍋でかさが減るので、なんだかんだ言って食べたかも・笑。 

まだまだ、食べていない台湾めしはたくさんあるので、次回訪問も楽しみです(もう次も来る気でいる私^_^;) 

 その6につづく