2018年11月6日火曜日

宮島観光:後編

前編はこちら

あなご丼をいただいたお店をのぼっていったところに、「大聖院」があります。
空海が霊峰・弥山を開基して以来の1200年の歴史がある、真言宗の大本山だそうです。
紅葉の名所でもあるそうですが、残念ながら紅葉には少し早かった…。 




 
仁王門。絵になりますね~。 
 階段の手すりについてるコロコロ(摩尼車というのだそうです。チベット仏教で用いられる仏具で、摩尼車を1回転回すごとにお経を1回唱えるのと同じ功徳を得られると言われています)を回すといいよ!と、先生。

長い石段を登りながら全ての摩尼車を回すと、御成門に着く頃にはお経をかなり多く唱えたのと同じぐらいのご利益がいただけるとのこと。 

その階段左側にもうけられているのが、五百羅漢庭園
上から見ても、下から見ても、圧巻!! 
これは仏道修行者の群れを表現しているのだとか。
毛糸の帽子をかぶっているので、お地蔵さんか(傘地蔵のような)と思いましたが、羅漢様です。
信者の方が、毛糸の帽子を作って納められると聞き、ほのぼのしてしまいました。 




こちらの大聖院には、観音菩薩様をはじめ、不動明王、七福神、一願大師など、さまざまな神様がまつられていて…庭には河童やタヌキ、お地蔵様など、なんでもあり!?的な(笑)
懐の大きさを感じて、こちらにもほのぼの感がありましたよ。 


もみじ谷にある、160年の歴史と格式を持つ老舗旅館・岩惣
結婚式の披露宴や二次会などにこの旅館を利用する方が多いそうです。
目の前にあるこの朱塗りの橋は、絶好のフォトポイントで、そしてこのあたりも紅葉の名所。
人がいないと、時間も時代も忘れてしまいそうな…凛として、静寂な場所だと思いました。 



 
厳島神社の出口を出たところにある大願寺。
長州の乱を終わらせるために、勝海舟と桂小五郎が会談したお寺とのこと。
境内には、伊藤博文が植えたといわれる9本松があります。
一本の松の木から9本の枝が分かれている、珍しい松。 



このあたり(厳島神社の裏手)の町並みは、川が流れていて、古い家屋が並び、風情があります。 



今日は、広島港から松山へ渡らないといけないので…残念ながら、ロープウェイに乗る時間がありませんでした。
他にもいいところがいっぱいある宮島、また今度、訪ねたいと思います。