2018年11月19日月曜日

四国・松山観光その9(アンパンマン列車)


行きは、広島港から船で松山へ渡りました。 
帰りは、松山から浜松へ、陸路で帰りました。

松山駅からJR予讃線特急「しおかぜ」で岡山へ、そこから新幹線です。
のぞみに乗っても、名古屋で乗り換えなくてはいけず面倒なので、浜松に停車するひかりを利用しましたが、
所要時間は5時間40分!! と、遠いんですね…四国って…(;'∀') 

飛行機を使うという発想はなかったのですが、中部空港利用で行くこともできます。
名古屋まで新幹線を使えば3時間45分と時間はかなり短縮できますが、料金は倍以上!

新幹線ではなく中部空港―浜松間の空港連絡バスを使うと、電車で行く以上の時間がかかる上、料金も高くなるので、結局、電車で行くのが一番リーズナブルという結論(^^; 

予定していたより1時間早く松山駅に着いたので、予約していた電車も1時間繰り上げてもらいました。そうしたら…な、なんと、電車がアンパンマン!! 


 
これは1時間繰り上げたから出合えた「アンパンマン列車」でした(一日2便しか走ってない)。 
アンパンマンは好きでも嫌いでもないけど(笑)
でも、かわいい電車はうれしい♪ 

天井にもアンパンマンのキャラクターが。
空と虹をイメージしているんだそうです。
1号車はもっとこてこてにアンパンマンを打ち出した内装みたいです。 


作者のやなせたかしさんが高知県出身ということで四国内を走っているみたいですね。

私にとって、やなせたかしさんは、アンパンマンよりも『やさしいライオン』の作者として深く、深く、心に刻まれている方です。 

小さい頃、おそらく生まれて初めて見たアニメが『やさしいライオン』でした。
近所の公民館みたいなところで、夏祭りか何かで上映されていたのです。
私はこのアニメを見て、号泣しました、今でもその時の感動を思い出して涙が出るほどです。
切なくて切なくて、そしてやさしすぎて…感動して、以来、一番好きなアニメです。
今でも映像が、くっきりと思い出せます。 

やなせさん自身が「もしぼくの出世作というものがあるとすれば、それはこの『やさしいライオン』だと思う。」とおっしゃったとか。

これは私にとって名作以外の何ものでもなく、調べたら、なんとこのアニメ、手塚治虫さんの虫プロダクションが1970年に制作されたものでした!!
お二人は交流があったのですね…。感慨深いです。

つい2か月前、西宮の手塚治虫記念館を訪ねたので、なんだかつながっているな~としみじみ。

アンパンマン号、岡山まで2時間40分。
け~っこう乗ります。けっこう揺れます(;'∀') 
海辺ぎりぎりを走って…瀬戸内海の景色もきれいでした。 


 
初四国の二日間、あっという間に終わってしまいました。
また訪ねる日が来るといいなあ。 
(おわり)