2022年3月21日月曜日

タータンチェックのものを買ってしまう…

好きなテーマを追いかけて本を書いているので、私の本を読んでくださった方から、好きだと言う愛が伝わってきました、と言っていただけるのが何よりうれしい。

赤毛のアン、タータンチェック、イギリスの子どもの本、紅茶・・・・

タータンチェックはおかげさまで4冊も本を出していただきました。
新品で購入できる本についてはこちらをご覧くださいね

2018年~2019年にかけては、全国の美術館を「タータン展」が巡回しましたが、私も企画から、陰ながら関わらせていただき、忘れられない思い出となっています。

タータン展については過去ブログも読んでくださいね↓


タータンは、何度も流行が繰り返されるので、古臭くなることがなく、若い世代の方でも興味を持ってくださる方が増えていますね。

また、雑貨やインテリアにも利用され、私もついつい、タータンものは買ってしまいます(;''∀'') 
もう、いっぱい持っているんですけどね、だめなんですよ、かわいいと、ついつい、手が出てしまう・・・

特に、伊勢丹の通販サイトはやばいです。つい、ポチッとしてしまいます(・_・;) 



緑茶と紅茶のティーバッグが入ったお歳暮缶。
この2種類のタータンは、伊勢丹を象徴する柄になっていますよね。
右のタータンは「マクミラン・イセタン」という名前で、スコットランドのタータン登記所に登録されています。

え、登記所なんてあるの?という方は、ぜひ私の本を読んでみてくださいね~。
登録していないものは”タータン”とは呼べないというのが欧米での認識です。


こちらは伊勢丹とヨックモックのコラボ。缶がタータン(≧▽≦) かわいい~。




上の写真の左も、伊勢丹のもの。
伊勢丹は、お歳暮やお中元に時期に、限定商品を出されるんですが、その時にタータンのパッケージを使っていて、またそれがかわいいんですよ(^^;
瓶がかわいい!!中身は二の次で買ってしまういわゆるジャケ買い。

右側が、スウェーデンのフィーカ(コーヒーブレイク、休憩の意味)をテーマにしたお菓子の詰め合わせ。 これもパッケージがかわいらしくて。

瓶や缶という入れ物に弱い私…。タータン柄ならなおさらです。

タータンのスカートも一通り、持っているんですが(^^;
オークション・サイトを久しぶりにのぞき、タータンのキルトスカートを検索していたところ……見つけてしまいました。

私の好きな「ホリールード」タータンのスカートがあるではありませんか。
当然、スコットランド製で、サイズもぴったりなんですよ…。 

「ホリールード」は、エディンバラの、王家ゆかりのホリールード宮殿がある地区の名前。宮殿の名前を取って作られたこのタータンは、1977年のエリザベス女王即位25年を記念して作られたタータンです。
「ロイヤル・スチュアート」のバリエーションです。

私はこの柄が好きで、エディンバラのタータン工場でこの布地を買ってきて、洋裁が得意なお友だちに”キルト型のバッグ”を作ってもらっていたんです。 

まさに同じ柄の、本物の女性用のキルトスカートが、日本のオークションで偶然に私の目に留まるなんて…。 
ただ、シミがたくさんついていました。出品者に、取れそうなシミかを聞きましたが、取れそうに思えない、とのお返事。

う~ん……どうしよう。二日間悩んで…。 

シミ抜き名人に頼んでシミが取れなかったら、スカートとしてははけないので、ほどいて、汚れた部分を切り落として、残りの布地を手芸(バッグとかポーチとか)に使おうと決めました。

巻きスカートなので、汚れてない部分の面積もけっこう広かったのです。

スコットランドではタータンの布地は高価なので、布地を買ったと思えば、出品価格も決して高くはありません。 

そんなわけで、落札し、商品が到着。
シミは思った以上に点在しており、早速シミ抜き名人のところへ。

テレビ取材もあったというシミ抜き名人(本来はクリーニング屋さん)が、まさかこんな近くにあったなんて。
店舗が奥まっているので、今まで全然気づきませんでした(^^; 

スカートのシミは、その場で、液体をチャッとかけて、熱風(ドライヤー)を当てながらジャーッっと高速洗浄。
あっという間にきれいになってしまいました!!!

「クリーニングでは落ちにくい水溶性の汚れみたいですね」とお店の奥さん。
点在するシミはすべて、きれ~に落ちてしまいました!!!すごいです。
10分もかかってません。 

シミの数が多かったので2千円でいいですか?と言われて、もちろん、私としては落ちないことを覚悟して行ったので、本当にうれしくて、うれしくて。 

キルトスカート代+送料+シミ抜き代で、スカートはかなりの金額になったけれど、でも、ウール100%、メイドインスコットランドの良質のキルトスカートは、中古でもこの値段では買えないという安価な額に落ち着いて、得した気分で舞い上がりました(^^ゞ 


 
大事にはいています。
写真の下に写っているのが、お友だちに作ってもらったタータンスカートの形のバッグ。弱冠、色が違っていますが、同じ「ホリールード」です。 

タータンのお茶会にはこのスカートをはいていくことが多いです。
2月に静岡市でタータンのお茶会を企画していましたが、コロナ陽性者の激増で、5月に延期になりました。
おかげさまで、午前、午後とも満席をいただいておりますが、今後もタータンのお茶会(セミナー)はさせていただきますので、ご希望があればお問合せください<(_ _)>
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