2024年12月7日土曜日

赤毛のアン・ティー茶農家さん呈茶会その1

あっという間に師走。
もうすぐ2024年が終わろうとしています。
暑い期間が長すぎて長すぎて、必死で生きて、記憶が飛んでいますが・・・
私にとって今年は”赤毛のアン”に尽きます。
作者モンゴメリの生誕150周年。

紆余曲折あって結局、個人で製作した「赤毛のアン・ティー」



みなさまのおかげさまで、私の手元では完売していますが、以下の3店舗様でまだ在庫があるようです。
この3店舗様で売り切れましたら完全に終了となります。

クリスマスプレゼントにもぴったりですのでお問合せしてみてくださいね。

Stationery&cafe kushukushu(札幌市)

紅茶専門喫茶「りんごや」(東京都文京区根津)

★Anneの工房立川幸町店(東京都立川市)


お茶処・静岡県に住んでいることもあり、地元の茶農家さんを細々とではありますが応援させていただいてきました。
はじめは和紅茶という切り口で取材。今は紅茶だけでなく、お茶全般が好きになりました。

この赤毛のアン・ティーでも静岡県内の農薬不使用で栽培されている茶農家さん3農家さんの茶葉を仕入れさせていただいています。

仕入れさせていただいたそのお茶を茶農家さんはイベントや店頭で販売しているので、アンをイメージしたフレーバーは最小限にとどめていますので、もとのお茶の味がよくわかる!そしておいしい!と、大変好評をいただいています。

せっかくですから、茶農家さんのストレートのお茶を楽しんでいただこうと思い、呈茶会を企画。

先日、2農家さんの呈茶会が終わりました。

まずは川根の益井園さんの呈茶会。
掛川市のサロン&カフェSerendipityさんにて、午前&午後の2回。








益井さんは”やぶきた”一辺倒の茶栽培に疑問を抱き、やぶきたではない品種を広く栽培。
その品種の特徴やおもしろさをお茶にしています。
緑茶のみならず、紅茶、烏龍茶、ギャバ紅茶など、多岐に渡るお茶の種類とその個性的なおいしさに、全国にファンを広げています。
県外のイベントにも積極的に参加されているので、お会いされた方も多いのでは?

若い頃に青年海外協力隊(当時の名称)に参加されて人生観が変わり、帰国後オーガニックへと転換されたのだとか。

お話も上手なのであっという間に時間が過ぎていきました。
参加された方からの質問もどんどん飛び出し、熱気にあふれた呈茶会になりました。
益井さん、Serendipityさん、ありがとうございました。
Serendipityさんでは2025年1月25日(土)にも、お世話になった宇野茶園さんの呈茶会があります。参加者募集中!お申込みは私まで。


翌週は、静岡市のミス・カニンハムさんで、在来茶にこだわる空洞庵さんの呈茶会を開催。





”在来”というのは、品種茶が開発される以前から、その土地にはえていた茶の木をいいます。
同じ”在来”といっても、この方の在来と、浜松の在来は違うし、当然県外の在来も、その土地それぞれに味が違います。
いわゆる・・・自然児。

芽が不ぞろいで出る時期もばらばら。機械刈りが難しい、品種茶のように均一の味にならないなど、商売するには手間がかかるため、茶農家さんは品種茶に移行してしまい、忘れ去られそうな在来。

空洞庵さんは在来を残したい!と、放棄された在来の茶畑を請け負って、在来茶のみを栽培し自製自販しています。
お若いのに偉い!!!!





緑茶は江戸時代の製法で作られ、春に製造した新茶はあえて蔵で寝かして、秋に売り出すのだそうです。
どうしたら美しく呈茶を演出できるか? にもこだわられているそう。所作が美しいと、参加者さんの声。





私は在来のお茶が好き。お茶のイベントに行っても”在来”と書いてあるお茶は必ず買ってしまいます。
味がどれも違うからです。
特に、在来の緑茶が好みです。

空洞庵さんは緑茶、紅茶、ほうじ茶を作っておられ、それぞれのお茶に合ったお菓子もこだわってご用意くださいました。





和紅茶には、カニンハムさんが手作りしたヌゲッツとレモンのシフォンケーキ。
繊細なお茶の味を生かすため、材料を工夫して優しい風味に仕上げたそうです。
どちらもおいしい!

在来はどうしても手摘みになってしまうため価格も高めにはなってしまいますが、空洞庵さんしか作れない、その土地のお茶なので、こちらもファンを少しずつ増やしておられます。

お茶イベントにも出店されるそうですので、ぜひイベントで、あるいは通販で、貴重な在来を味わってみてくださいね。

お世話になったみなさま、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました<(_ _)>


さて、私の赤毛のアンセミナーですが、今年いっぱい、録画したセミナーをオンデマンドでご受講いただけます。この機会にいかがでしょうか。

NHK文化センター浜松教室さんで過去にさせていただいたセミナーは録画してあり、それを配信期間内でしたらいつでも何度でも見ていただけるのがオンデマンド視聴です。

携帯でもパソコンでもネット環境があればOK。入会は不要です。

現在、3テーマ、オンデマンドで見ていただけます。

★★「赤毛のアン」のヴィクトリアン・クリスマス★★


「赤毛のアン」の時代背景は19世紀の後半。本国イギリスはヴィクトリア時代です。
クリスマスの習慣も、この時代に大きく変化します。
アンが暮らしていた当時、どんなふうにクリスマスを祝っていたのでしょうか。
クリスマスツリーとその飾りつけ、プレゼント、そして料理まで、詳しくお話しています。

詳細・お申込みはこちらから


★★モンゴメリ生誕150周年記念 『赤毛のアン』に見るスコットランド★★


『赤毛のアン』の作者モンゴメリの先祖はスコットランドからカナダへの移民です。アンが住むアヴォンリーはスコットランド系カナダ人が集まる村。マシューとマリラの先祖もスコットランド人。アンの物語に色濃く反映されているスコットランドについて学びを深めましょう。

詳細・お申込みはこちらから




★★「赤毛のアン」の魅力再発見!★★


6回シリーズ、それぞれ違うテーマでお話をしています。

ご興味のある講座をセレクトしていただくことも可能ですが、6回まとめていただくと少し受講料がお安くなります。

「赤毛のアン」の魅力再発見!【6回】




≪奥田実紀の赤毛のアン関連書のご購入について≫

ほとんどが絶版となっており、新品で購入いただけるアン関連書は以下の2冊となります。

赤毛のアンA to Z(東洋書林)
アンを知るキーワードをアルファベットごとにまとめたもの

赤毛のアン四季の贈りもの(東洋書林)
バースデーブックといわれているもので、365日、毎日ひとつ、物語の中から、アンの言葉や美しい風景描写が入っています。美しいイラストが散りばめられています。翻訳書 


お問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


**インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***