2017年7月8日土曜日

プリンス・エドワード島ツアー日記 その9

私が同行解説するプリンス・エドワード島ツアー2017日記。

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8


ツアー三日目。

またまたよい天気です! 
とはいえ、明日はとうとう雨のようです…。
なので、日程を変更し、良い景色のところは今日のうちに行くことにしました。

雨の趣もいいのですが、やはり、お天気がいい時にはかなわないです。  

シャーロットタウンをあとにし、『赤毛のアン』の作者モンゴメリが育ったキャンヴェンディッシュ村へ向かいます。

キャヴェンディッシュは物語の中のアヴォンリー村のモデルといわれているところで、物語に沿って整えられた赤毛のアンの家「グリーン・ゲイブルズ」があるほか、モンゴメリゆかりの場所もたくさんあります。  

キャヴェンディッシュへ向かう道は、あえて景色のいい道を通っていただきました。
224号線はお勧めのドライブルート。
アップダウンの激しい地形のため、丘をのぼりきったところから海が見えたり、パッチワークのようにつらなる丘陵が眺められたり、飽きることがりません。





ニュー・グラスゴーからは海辺へ向かってもらい、海沿いを走る6号線を回っていただきました。


 
ドライバーさんが、いい景色のところで路肩に車を停めてくださるという、うれしい配慮も。上の写真の赤い道は、お土産屋さんで売られているポストカードの撮影でも使われている場所です。  

丘の上から、ノース・ラスティコの村が遠く見える場所が私のお気に入りなのですが、そうお話したら、その場所でも車を停めてくださいました(なんてやさしい!!)。
下の写真がその風景です。  


真ん中に写っている黒い点のようなもの、なんと、キツネです! 
こちらを警戒する様子もなく、ゆうゆうと、野原を横切っていきました……。
こんな幸運もあるんですね(●^o^●) うれしくなっちゃいました。  

ノース・ラスティコからは通常は有料の、本当に波打ち際を通る道路を通っていただき、キャヴェンディッシュの海岸にも立ち寄りましたよ。
モンゴメリがよく散歩をしていた海岸です。




島の土は、鉄分を多く含んでいるので赤いんです。
なので、海も、赤い土を映して赤く見えるんですね。  

さあ、グリーン・ゲイブルズに到着です! 

年々増え続ける観光客に対応するため、駐車場や施設を大きくしている最中とのこと。アンの家自体を大きくすることはできないので(^_^;) 
周りの納屋などを建て増ししていくようです。

2年前も、いきなりアンの家に入るのではなく、モンゴメリの人生をまとめたビデオをまず見てから、納屋を通って、家に向かう流れになっていました。
2年前にビデオを見たその建物は壊されていましたよ。もっと大きくするのでしょうか。

私が初めてプリンス・エドワード島を訪ねたのは1991年。
その時は、アンの家と、ギフトショップしかなかったのに、ずいぶんと進化しました(感無量)。  

 



ちょうど観光客の波が途切れたところで、記念撮影。このあとは自由見学です。
おばけの森、恋人の小道……時間がいくらあっても足りませんが、今日から2泊、グリーン・ゲイブルズの裏にあるB&Bに泊まるので、森や周辺は朝でも夕方でも、歩いて来て散歩ができるので、まずは家の中を中心に見ていただきましたよ。  

お昼は2年前同様、ニュー・グラスゴーのプリザーブ・カンパニー(ジャム屋さん)で、ポテトパイ。ここのポテトパイ、本当においしいです~。
デザートは、私たちには大きすぎたので、今回は小さくして、とお願いしてありました。一回りほど、小ぶりになっていました(笑)もっと小さくてもよかったんですがね(~_~;) 

ここで偶然、昔お世話になったMさんに遭遇! 懐かしい再会にうれしくなりましたよ。  

さあ、午後も、晴れを存分に堪能するために精力的に動きますよ~(^O^)/ 

(ツアー日記はその10へつづく) 


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