2022年7月13日(水)
私のツアーは昨日で終わりましたが、私が丘珠空港-静岡空港利用のため、もう一泊することになり、今日が北海道最終日です。
小樽をさらに観光することもできましたが、どうしても、ニッカの余市蒸留所に行きたくて・・・。ずっと行きたかったので決めました!
理由は、タータンです。
タータン研究家の私。「余市タータン」ができたことを知ってから、ずっと行きたいと思っていました。
余市タータンができたきっかけは、朝ドラ『マッサン』のモデルになった、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝と、その妻リタです。
以下、余市観光協会のHPより。
余市町に工場を置くニッカウヰスキー(株)の創業者竹鶴政孝氏は、本格的ウイスキー造りを学ぶため英国・スコットランドへ留学。そこで、リタ(本名:ジェシー・ロバータ・カウン)という女性と知り合い結婚しました。
帰国後、竹鶴氏は、ウイスキーづくりに最適な土地として、スコットランドと似た気候風土を持つ本町に工場を設置。リタ夫人とともに余市町に住み、その生涯をウイスキー造りひとすじに捧げました。
このことが縁となり、1988年10月、リタ夫人の故郷、カーキンティロフが属するストラスケルビン市(=当時/現在のイースト・ダンバートンシャイア市)と姉妹都市提携の調印を行ないました。
2014年後期のNHKドラマ「マッサン」で全国に知れ渡ったのは、そんな竹鶴政孝氏とリタ夫人のウイスキー造りにかける情熱と愛の物語でした。
余市観光協会ではマッサンとリタの物語を後世に残すために、また、余市町とイースト・ダンバートンシャイア市との関係を広く周知するために、スコットランドの伝統的なタータンチェックにその橋渡し役を求めました。
余市町独自のタータンチェック柄を作って町の魅力やブランドイメージの発信もできるようにと2017年、YOICHIタータンデザインコンテストを開催して、余市町民を中心とした投票の結果、余市の沖の海の青、波と雲を表現した白、余市のシンボルであるサクランボやリンゴの赤を表現したYOICHIタータンを決定しました。
余市タータンはスコットランドタータン登記所にも登録されてます。
タータンが目的と言いましたが、私、スコットランドを有名にしてくれたマッサンも好きなので、マッサンゆかりの場所を、これまでもめぐってきました。
お酒飲めないけど、マッサンを追いかけてます(笑) よかったらその時の日記を読んでね↓
余市工場には、リタが身につけていたタータンが保存されていると聞いており、事前におうかがいし、見せていただくアポを取っていました。(ミュージアムに展示してあるリタのタータンのスカートを、ガラスを開けて見せていただけることに!!)
小樽から余市までは、鉄道で行こうと思いましたが・・・本数すくなっ!!!(@_@)
約束の時間に間に合う電車がなく、バスで行くことに。バスの本数は多いので、ほっとしました。
余市が近くなってきたあたりで見えた、車窓からの風景。
雲がかかってよく見えませんが、この突き出たシリバ岬が、竹鶴がウイスキーを学んだスコットランドのキャンベルタウンのダバアー岬に似ているということも、余市を選んだ理由の一つだったとのこと(ニッカのミュージアムに説明がありました)。
バスは、余市駅と、ニッカ工場の間の交差点に停まります。
アポの時間まで余裕があったので、余市駅まで行ってみました。
駅にも、ニッカの樽が・・・。さすが。
朝ドラの記念碑。2014年9月~2015年3月まで放映されました。
うわ~もうかれこれ、8年前なんですね~~~~(@_@)
記念碑の横の庭園には、クマの噴水。クマの表情がなんともいえず・・・笑っちゃいました(^^;
余市駅からニッカ工場は、すぐです(写真の、お城のような門がニッカ工場入り口)。
この道は「リタロード」として整備されています。
“YOICHI”タータンを使った余市町の旗は、町内在住のデザイナー、ブライス・モレンカンプさんが作成。
ぶどうの葉の冠の下に余市町を象徴する「果物」「竹鶴政孝とリタ婦人」「ワイン」「魚」をデザインしたそう。
ウサギのように見えたのは、魚だったんですね(;^_^A
ニトリ観光果樹園のアップルパイがおいしそうな焼き目がついて並んでいる・・・(*'ω'*)
余市といえばリンゴ!
マッサンは、ウイスキーには熟成期間が必要なため、熟成する間、リンゴジュースを売っていたのですよね。
もちろん、アップルパイ、食べましたよ!(あ、食べたのは工場見学を終えたあと、ですが(;^_^A)
袋に入っていたアップルパイを四苦八苦して写真に撮っていた私を見かねて、スタッフの方がお皿をどうぞ、と出してくださいました。なんと~ありがたや~~~<(_ _)>
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