2023年5月6日土曜日

チャールズ3世戴冠式を見て

今日で長かった大型連休も終わりますね。私は特に遠出をすることもなく、家で片付け、お茶会準備、たまっていた予約番組を観たり、借りている本を読んだり・・・。

昨日5月6日は、イギリスのチャールズ三世の戴冠式でしたね。1953年にエリザベス二世の戴冠式が行われて以来、70年ぶり。
池上彰さんの番組でも解説してくれてました。


ユニオンジャックと呼ばれる国旗も、もともと別の国の国旗を合わせたものというお話もありました。私がひいきするスコットランドの国旗は、ブルーに白の斜め十字(セント・アンドリューズ・クロス)。



ネットのニュースでは、スクーンの石(運命の石)がウェストミンスター寺院に運ばれたことを報道していました。お昼のニュース番組では話題にのぼっていました!それがうれしかった。

スクーンの石は、スコーン(英国菓子の一種)の名前の由来の石です。英語ではThe Stone of Scone。sconeの綴りは同じです。スクーンの石が置かれていた宮殿もScone Palaceで、同じ綴りです。

9世紀初めからスコットランド国王の戴冠式に使われたもので、1296年エドワード1世が戦利品として奪っていったのです。
そして、1399年のヘンリー4世の戴冠式から、その石を戴冠式の椅子の下に置いて(スコットランドを尻に敷いて)戴冠式が行われてきました。これはスコットランドにとっては屈辱です。

1996年にやっとスコットランドに戻されますが、戴冠式の時には戻すという条件がついていたとのことです。
エリザベス二世女王の戴冠式の時はまだ戻されていなかったので(当時は戻そうとも考えられていなかったでしょうね(^^;)、戴冠式の椅子の下にスクーンの石が収まっていました。

戻されたスクーンの石は、エディンバラ城に展示されています。今回エディンバラから輸送され、昨日の戴冠式では椅子の下に収まったのです。放送ではなかなかよく見えなかったですが、途中、確認できました! 





以前と同じ椅子の下に収まっている姿が、なんか、気持ちとしては複雑・・・・。多様性を大事にしているといいながら、スクーンの石の待遇は変わらないって・・・。




先日の「マツコの知らない世界」でも取り上げられたお菓子のスコーン。今はスコーンブームなんですね。浜松周辺でも、スコーンを扱うお店が増えてびっくりです。
スコーンの由来や、イギリスのことや、食べ方などなど、スコーンのことが本当に知られているかというとそうでもないらしいので、これまでもスコーンについてお話する会をもうけてきました。

しばらくしていませんでしたが、また再開してもいいかなあと思っています。何種類か、スコーンの食べ比べをしていただこうかなと考えています。
浜松と掛川で開催予定です。ご興味のある方は私までお問合せくださいね。

5月以降のお茶会のお知らせです。ご予定合えばぜひご参加のお申込みをお願いします<(_ _)>


***掛川市での開催****

場所はサロン&カフェSerendipity(掛川市大多郎39)駐車場あります

5月13日(土)13:30~15:00
テーマ「キューガーデンと英国王室」
静岡市美術館で「おいしいボタニカルアート 英国キュー王立植物園」開催応援企画♪
参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)

6月10日(土)13:30~15:00
テーマ「ウィリアム・モリスと植物」
参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)

7月8日(土)13:30~15:00
テーマ「マリー・アントワネットが愛した花」
参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)


***静岡市での開催***
テーマ「マリー・アントワネットが愛した花」
5月17日(水)
午前の部 10:30~12:00 満席
午後の部 14:00~15:30 残2
参加費:4,000円(紅茶&お菓子付き)

満席になる前にお申込みはお早めに♪
こちらからどうぞ(goole form)。


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