先日、袋井市にある「袋井市茶文化資料館(松下コレクション)」を訪ねました。
多くの著書を出されている茶研究家・松下智先生のコレクションが袋井市に寄贈され、公開されています。寄贈されてすぐの時にお邪魔させていただいたきりのご無沙汰でした。
現在の場所での展示が今年度いっぱいで移転予定があるとのことで、その前にうかがわねば、との思いもありました。
市に寄贈されましたが、運営は有志の方がされており、オープンは土日のみ。
松下先生が60年かけて世界の茶の原産地をめぐり、足で集めた茶関連のものがぎっしり。
お茶好きにはたまらないコレクションです。
松下先生がいらっしゃり、お話をさせていただくこともできました。茶の原産地はどこなのか? 中国といわれているけれど本当か? 茶の木とは?
こんなに長く世界を歩き回るとは思わなかったと、松下先生。
原産地を明らかにしたいという熱い思い、使命感。これからまだ数冊、本も書くよ、海外にも行きたいよとおっしゃっておられ、その元気の源はやはりお茶か!と、しみじみと思った時間でした。
その後、北上して森町へ。
”遠州の小京都”として知られますが、この”小京都”と名乗るには資格があるんですよね。
HPより:
「小京都」とは、古い町並みや風情が京都に似ていることから、各地で名づけられたまちの愛称であり、室町時代以降、各地の大名が京都を模倣したまちづくり(都うつし)をしたのが、「小京都」の起源といわれています。
「小京都」とは、古い町並みや風情が京都に似ていることから、各地で名づけられたまちの愛称であり、室町時代以降、各地の大名が京都を模倣したまちづくり(都うつし)をしたのが、「小京都」の起源といわれています。
現在、狭義では、「全国京都会議」に加盟する市町のことをいいます。
「全国京都会議」は、1985(昭和60)年に、京都市をはじめとする26市町により結成され、「小京都と京都ゆかりのまち」のPRや文化の掘り起こし策などの協議をしています。
1988(昭和63)年の第4回総会において、全国京都会議への加盟基準が定められ、その1つ以上に合致していれば、総会で承認されます。
森町は、2012(平成24)年11月に加盟し、49の加盟地域(平成26年1月現在)の中でも、全ての加盟基準に合致する「小京都」を代表するまちの一つです。
今回の森町訪問の目的は「森町ゆかりの偉人講演会」。
今回の森町訪問の目的は「森町ゆかりの偉人講演会」。
台湾茶業の発展に尽力した森町の偉人・藤江勝太郎の講演会です。
1865年、茶商の家に生まれ、後を継ぎます。製茶にも精通。横浜で貿易に携わるうち、世界と渡り合うにはウーロン茶や紅茶の必要性を感じますが、国内では作られていなかったので、中国・台湾に”自分のお金”で渡り、勉強します。
帰国後、森町に日本烏龍紅茶会社を設立。烏龍茶伝習を行ない、日本中から学びに来る人がたくさん。
30歳の時に台湾総督府に任官され、台湾茶業の調査を行い、製茶試験場も設立して場長を務めるなど、15年に渡り活躍。
日本へ帰国後は森町名誉町長をつとめ、森町の発展に尽力しました。
講演してくださったのは、森町茶業史編集委員で、奈良女子大学大学院で台湾茶業史を研究されている樺島彩波さん。
勝太郎を追いかけている中で森町を訪れ、茶業史編集のご縁もいただいたとのこと。
ウーロン茶を広めた方がいるということは聞いてはいましたが、その人物について詳しく学ぶことはなかったので、今回、とてもわかりやすくお話をしていただいたおかげで、私も勝太郎にがぜん、興味がわきました!
日本へ帰国後は森町名誉町長をつとめ、森町の発展に尽力しました。
講演してくださったのは、森町茶業史編集委員で、奈良女子大学大学院で台湾茶業史を研究されている樺島彩波さん。
勝太郎を追いかけている中で森町を訪れ、茶業史編集のご縁もいただいたとのこと。
ウーロン茶を広めた方がいるということは聞いてはいましたが、その人物について詳しく学ぶことはなかったので、今回、とてもわかりやすくお話をしていただいたおかげで、私も勝太郎にがぜん、興味がわきました!
樺島さんともお話ができたらいいなあ~なんて思っていましたが、大きな会場で、行政や茶業界の方々もたくさんおられたので無理だな~と思い、帰宅したのですが、なんと!!
翌日、お茶カフェでばったりお会いしたのでした。
私のお茶友さんといらっしゃったので、はじめはお茶友さんの顔しか見えず、声をかけた時に、あれれ???昨日、講演会を聴いた樺島さん???が座ってらっしゃる???
きゃああ~~~(≧▽≦)
ということでそのあとたくさんお話をうかがうことができたのです。なんと光栄なことでしたでしょう。樺島さんは台湾に住んだご経験があり、泡茶師の資格も取得。台湾茶のイベントや教室もされているとのことで、台湾大好きな私、いつか参加したいと思った次第です。
台湾にもまた行きたいなと思っています。今まで3回行きました。過去2回の台湾旅行記、よかったら読んでください。
さて、こちらは日本の紅茶についてお話するお茶会です。 11月11日(土)13:30~15:00
「和紅茶を楽しむお茶会」を静岡県掛川市で開催いたします。厳選した4種類の和紅茶をお出しいたします。和紅茶の魅力もお伝えしますよ(*^▽^*)
参加費:3,200円(セミナー、飲み比べ、お菓子付)空席あり
お申込み・お問い合わせはこちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると届かないのでご注意ください。
***浜松での開催***
駐車場あります。遠州鉄道「曳馬駅」から歩けます。
「スコーンを楽しむお茶会」
「スコーンを楽しむお茶会」
2023年11月29日(水)
午前、午後ともおかげさまで満席です。キャンセル待ち付け付け中。
「チャールズ三世戴冠記念:英国王室を知るお茶会」
2023年12月13日(水)
午前、午後ともおかげさまで満席です。キャンセル待ち付け付け中。
***掛川市での開催***
**インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***
***掛川市での開催***
基本的に第2土曜日の午後に開催しています。
場所はサロン&カフェSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)
駐車場あります。電車で来られる方はご相談ください。
「和紅茶を楽しむお茶会」
2023年11月11日(土)13:30~15:00
場所はサロン&カフェSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)
駐車場あります。電車で来られる方はご相談ください。
「和紅茶を楽しむお茶会」
2023年11月11日(土)13:30~15:00
参加費:3,200円(セミナー、飲み比べ、お菓子付)空席あり
「ヴィクトリアン・クリスマスのお茶会」
2023年12月9日(土)13:30~15:00
参加費:2,800円(セミナー、お茶とお菓子付)空席あり
***静岡市での開催****
「ウィリアム・モリスのお茶会~モリスの生き様と植物壁紙デザインを紐解く~」
「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」が山梨県立美術館で2023年11月18日(土)~2024年1月21日(日)に開催されるのを機に、モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動について、初心者にもわかりやすくお伝えします。通常は非公開の、ヴォーリズ建築のミス・カニンハムさんの建物も見どころです。いちご泥棒プレートとおいしい紅茶も楽しんでください。
日時 2023年12月7日(木)13:30~15:00
場所 旧静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)
参加費 3,000円(セミナー・紅茶・英国菓子すべて込み)
おかげさまで満席のため、キャンセル待ち付け付け中。
お申込み・お問い合わせはこちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると届かないのでご注意ください。
おかげさまで満席のため、キャンセル待ち付け付け中。
お申込み・お問い合わせはこちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると届かないのでご注意ください。