2023年11月26日日曜日

九州への旅①福岡

あと一か月ちょっとで今年が終わってしまう!!!
まだアップできてない事柄がたくさん!!がんばって書きます! 

先月10月中旬、3泊4日で九州へ旅行に行ってきました。
JALのマイルの有効期限が迫っていまして。
海外へ行くにはマイルが足りず、さて国内でどこへ行こう?
静岡空港から行ける場所がいいなあ(駐車場が無料なので)

悩んだ末、昨年10月に行くはずだった(めまいと吐き気で急遽キャンセルした)鹿児島に決めました。

静岡空港ー鹿児島空港便は出ているのですが、どうしても宮崎に立ち寄りたい理由がありました。でも静岡―宮崎便はないので、
静岡空港ー福岡空港ー宮崎空港 と乗り継ぐことにしました。

宮崎空港でレンタカーを借り、宮崎観光。そのままレンタカーで鹿児島まで行く。
帰りは鹿児島空港ー静岡空港を利用しました。

この計画でマイルはすべて消化、数千円の自己負担だけで済みました。嬉しいご褒美です。



飛行機に乗るのは、昨年夏の北海道ツアー以来です。
北海道ツアーの旅行日記はこちらから。その1~その9まであります。

上の写真は、福岡へ向かう途中に見えた琵琶湖です。
琵琶湖ぞいの近江八幡を旅行したことを思い出します。近江八幡旅行も去年でした。
近江八幡旅行日記はこちらから。その1~その7まであります。

福岡空港ですぐに宮崎空港行きに乗り換えてもよかったのですが、せっかくなので数時間滞在しました。
福岡にはこれまでも何度も行っていますが、まだ行けてなかった「貴賓館」へ。

福岡空港から市内へは地下鉄で十数分。本当に便利です。天神駅からてくてく歩いて5分。




うわ~~~かっこいい!!!
明治43年(1910年)に開催された九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として使用するために建てられた木造二階建て。
共進会終了後は、県の公会堂として一般市民に利用されました。
戦後は裁判所、 農林事務所、教育委員会庁舎などに転用されたのち、取り壊しが決まりましたが、市民が反対運動を展開し、建物だけは取り壊しを免れたそうです(市民の力は大きいですね!!)。

現在、数少ない明治期のフレンチ・ルネサンス様式の木造建築物として重要文化財に指定。実際に使われて市民に親しまれているのがいいですね。

フレンチ・ルネサンス様式の特徴は、急勾配の屋根、ドーマー窓 (屋根窓)、角の円形塔、水平方向の線を強調した外観など。ルーブル宮殿やシャンボール城などがフレンチ・ルネサンス様式に当たります。




北側から見た貴賓館。塔がある建物って素敵ですよねぇ(*^^*)




入場料は200円。入り口入ってすぐの階段。
ちょうどボランティアガイドさんの案内が始まるのでいかがですか、と言われて、ご案内いただくことに。
やはりパンフレットを読むのと、ガイドさんから話を聞くのとでは全然違い、お話を聞きながら部屋を回ることができてラッキーでした。
結婚式の写真撮りをしているカップルもいましたよ。



2階の談話室。閑院宮ご夫妻が共進会に来福された時、寝室として使用された部屋だそうです。




やっぱり、一番の関心は塔の部分。写真は塔の2階の貴賓室。この建物の中で最も重厚な雰囲気の部屋だそうです。






塔の部分を見上げると丸窓が並んでかわいらしい。




この真下、1階は食堂だったところ。貴賓館には調理する厨房施設は設置されておらず、隣接していた西洋料理店から取り寄せていたそうです。

現在はカフェになっていて、もちろん、利用させていただきましたよ~(^^)/



パンケーキセットを注文しました。ちょうどハロウィン前だったので、ハロウィンバージョンのパンケーキ。
テーブルもハロウィンのデコレーションがされていて雰囲気満点♪♪♪




ふわふわしてとてもおいしかったです!!
雰囲気も抜群!!ここでお茶会したいわ~~~。

このあと、すぐ近くにある「赤煉瓦文化館」へ。こちらも洋館(*^^*)



東京駅に似てますよね。それもそのはず、設計したのは東京駅を設計した辰野金吾の事務所。明治42年(1909)、日本生命保険九州支店として竣工。

 赤煉瓦と白の石材の組み合わせは、19世紀末に英国で流行したスタイルだと説明文にあります。

 戦後も日本生命のオフィスとして使われた後、1969年に国の重要文化財に指定。
市に譲渡されたのち、歴史資料館として活用。1994年には建築当時の内装を復元し、「福岡市赤煉瓦文化館」としてリニューアルオープン。

こちらは入場無料で、中の部屋を市民が利用できるようになっています。



事務所の窓。この装飾も素敵だわ~~~。










このお部屋でお茶会したいな!!!(こればっかり(笑))

このあと空港へ戻り、お昼を食べてから宮崎空港へ向かう飛行機に搭乗。
今日は宮崎に一泊します。

(つづく)





「赤毛のアン」をテーマにしたクリスマス講座を期間限定でオンデマンドで配信しております。
NHK文化センター浜松さんで去年させていただいた講座の録画映像を、ご自分の携帯やPCから好きな時に見ていただけます!!


「赤毛のアン」のヴィクトリアン・クリスマス

アンが暮らしていた当時、どんなふうにクリスマスを祝っていたのでしょうか。
クリスマスツリーとその飾りつけ、プレゼント、そして料理まで、詳しくお話します。
【配信期間中は何度でもご視聴いただけます。2023.10.30~12.31】


お申込みはこちらから


★★浜松&掛川で、お茶会を開催中★★

***掛川での開催***

「ヴィクトリアン・クリスマスのお茶会」
2023年12月9日(土)13:30~15:00
参加費:2,800円(セミナー、お茶とお菓子付)空席あり
サロン&カフェSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)
駐車場あります。電車で来られる方はご相談ください。

こちらでのお茶会は2024年3月までお休み、4月より再開いたします。

お申込み・お問い合わせはこちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると届かないのでご注意ください。

***浜松での開催***


基本的に毎月第4水曜日の午前、午後2回開催しています。
場所はヘッドスパ&グラスルーエシャルール(浜松市中区曳馬)
駐車場あります。遠州鉄道「曳馬駅」から歩けます。

「スコーンを楽しむお茶会」
2023年11月29日(水)
午前、午後ともおかげさまで満席です。キャンセル待ち付け付け中。

「チャールズ三世戴冠記念:英国王室を知るお茶会」
2023年12月13日(水)
午前、午後ともおかげさまで満席です。キャンセル待ち付け付け中。


***静岡市での開催****

ウィリアム・モリスのお茶会~モリスの生き様と植物壁紙デザインを紐解く~」


「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」が山梨県立美術館で2023年11月18日(土)~2024年1月21日(日)に開催されるのを機に、モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動について、初心者にもわかりやすくお伝えします。通常は非公開の、ヴォーリズ建築のミス・カニンハムさんの建物も見どころです。いちご泥棒プレートとおいしい紅茶も楽しんでください。

日時 2023年12月7日(木)13:30~15:00
場所 旧静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)
参加費 3,000円(セミナー・紅茶・英国菓子すべて込み)
おかげさまで満席のため、キャンセル待ち付け付け中。

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