2016イングランド訪問その２

前回のその１の続きです。

レンタカーをオックスフォードで返却し、怒涛のナビトラブルから解放されました(-_-;)

オックスフォードでは一泊しました。

オックスフォードは大学の街。
”オックスブリッジ”という言葉がありますが、オックスフォードとケンブリッジ、二つの名門大学をまとめてそう呼びます。
どちらも学寮(コレッジ)で構成されており、オックスフォードは39、ケンブリッジは31の学寮があり、これらのコレッジを総称して「オックスフォード大学」「ケンブリッジ大学」と呼んでいます。 　

オックスフォードはずっと訪れたいと思っていましたが、今回が初です。

７年前はケンブリッジを訪ねました。
ケンブリッジも大学の街で、オックスフォードの町並みは、ケンブリッジととてもよく似ていました。 　

由緒ある美しい石の建物（校舎とはとても思えない…）、川が流れ、舟遊びができて…そして、どちらにもベネチアの「ため息橋」を模した「ため息橋」があり……。

たぶん撮ってきた写真を、日付を見ずに並べたら、どちらがどちらの街のものか、わからないくらいです(^_^;)　
いずれにせよ、中世そのままのような、整然としたきれいな街で学べる学生さんは、幸せだなあ、と実感する街です。

　



上の写真が「ためいき橋」です。
橋がかかっている両隣の建物、どちらもコレッジの建物です。

３９のコレッジがひしめいているのですから、どこを歩いてもコレッジと関係のある建物や場所につきあたる感じ。大学街なので、街の中は大学生とおぼしき人々が歩いたり、自転車で走っていて、オバサンは若返った気がしてきましたよ(^_^;) 　

そして、大学街なので、泊まれるホテルやＢ＆Ｂも、少ないです。

中心地にあるホテルは私にはとても払えないお高さ。
どこに泊まりましょう？と検索すると、ずら～っと出てくるのがコレッジの寮です。
空いていれば学生寮の部屋に泊まることができるのです。ケンブリッジも同じ。

７年前もケンブリッジのコレッジに泊まりました。
今回も、コレッジに宿泊しました。



キーブル・コレッジ（Keble College）。

少し高くはなりますが、利便性を考えてトイレ・シャワー付きの部屋を選びました。学生寮だからか、テレビはありません。でも冷蔵庫があったのは、ありがたいです。 　

当然ですが、昔のままの建物なので、エレベーターはありません。

階段で３階へ。イギリスは１階をグランドフロアと呼び、２階がファーストフロアになります。３階と言われたら、それは４階のことなんですね。

私はそれをすっかり忘れて、３階の廊下の扉（セキュリティが高く、廊下にも扉がついていて専用の鍵で開ける）のところで、鍵が合わない！と悪戦苦闘し、受付に鍵が合わないことを言いに行くという、お恥ずかしい姿をさらしました(；一_一)　

受け付けの人が来てくれて、３階に置いてある私のスーツケースを見て「もう一階上ですよ」と優しく教えてくれました……（爆）。 

　

朝食も宿泊代に含まれており、学生と同じ食堂でいただきます。

朝食は７時からで、温かい食事（目玉焼きやソーセージなどの火が通った料理）は７時半から、と書いてありました。

温かい食事をいただきたかったのですが、早い時間にアポがあったので、７時からの冷たい（？）朝食を食べに食堂へ。

食堂にはだあれもいない、私が一番乗りでした(^_^;)　 　

食堂は、まさにハリー・ポッターの映画に出てくるような、荘厳な雰囲気の、まるで教会みたいな部屋。
どのコレッジの食堂もこんな感じですから、宿泊すれば堂々とこんな立派な食堂で食べられるのですから、うれしいですよね。 　

誰もいなかったので、この空間を一人占め、感激もひとしおでした。

おまけに、宿泊客が食事をする場所は、ハイテーブルと呼ばれる、一番奥の、ちょっと高くなったスペース。
お偉い先生方が座るところなので、ひぇー、こんなところで食べてよろしいんでしょうかあ～～～と、申し訳ないような気持ち(^_^;) 

スタッフの方が温かい飲み物は出してくれました！　
食器や紙ナプキンには、コレッジの紋章が入っていました。




イングランド訪問記はその３へつづく

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