2016年6月15日水曜日

2016 イングランド訪問その3


オックスフォード観光といえば、コレッジ(学寮)めぐりでしょう。
一般に公開していないコレッジもありますが、有名どころはほとんど公開されています。

それが一部ではあれ、日本で由緒ある大学を見せてもらえるなんて聞きません。
せいぜい図書館の図書が申請式で閲覧できるというくらいでしょう。
自信を持っているからか、入場料を維持費にあてているのか、いずれにせよ、歴史ある建物が見れるというのはうれしいです。




オックスフォードのコレッジの中で一番大きくて、有名なのが「クライスト・チャーチ」。観光客の数もすごいですし、お土産を売るショップもしっかりあり、品揃えもすごかったです。
入場料8ポンド。
クライスト・チャーチの建物にも圧倒されますが、その目の前に広がるクライスト・チャーチ・メドウの広さと美しさに思わず見とれてしまいました。




こうしたメドウはそこここにあり、無駄なスペースと言ってしまえばそれまでですが、敷地を勉強するだけの場所と考えず、自然を残して共存(?)しているところは本当にすばらしい。






 

ニュー・コレッジ」は、フランス人の団体ツアーとかちあってしまい、賑やかでした(^_^;) 
入場料4ポンド。



ニュー・コレッジはハリー・ポッターの映画のロケ地として使われており、その様子がパネルで紹介されていました。
クライスト・チャーチもロケ地になっていますが、一切そのことをパンフレットにも書いていませんし、ロケの様子の写真なんていわずもがな、のようです。

コレッジはそれぞれが独立して経営されているので、コレッジによって、ロケ地となったことをどう捉えるかが違っているようですね。  

もうすぐお昼の時間が始まるので、ホール(食堂)が学生のために閉まって見れなくなるから、先にホールを見るようにと受け付けのおじさんが教えてくれました。

どのコレッジもお昼の時間は食堂を学生が使うので、閉めてしまいます。ホールが見たい方は行く時間を考えられるといいですよ。

ホールは、私はキーブル・コレッジに泊まってそこの食堂で朝食をいただいているので、ハリポタのロケがされたクライスト・チャーチのホールを見てさえ、大きな感動はあまりなく……(^_^;) 

建物もそうですが、ホールも、どこのコレッジに行っても似たりよったりなので、続けざまにたくさん巡ってしまうと見慣れてしまい、また、どこがどこだか、区別もつかなくなって……(-_-メ) 

どこのコレッジも、だいたい、見れるのはホール、回廊、教会ですし……。  

そんな中で印象に残っているのは「モードリン・コレッジ」です。
入場料5ポンド。
ここはナルニア国シリーズを書いた作家C・S・ルイスが長く勤めていたコレッジ。




ルイスの部屋は、奥にあるニュー・ビルディングにあり、窓から「鹿公園」がよく見えたとか(本当に鹿が飼育されていました!!)。

そのニュー・ビルディングの前の芝生では、学生がクリケットをして遊んでいました(まさにイギリス!って光景ですね)。


裏門をくぐると、ルイスがよく歩いていたという「アディソンの小道」があります。
パンティングが楽しめるチャーウェル川(テムズ川の支流)沿いをぐるっと回れる、気持ちのいい散歩道です。
こんなところまで、観光客に公開しているなんて、太っ腹。
一日でもいたくなるコレッジでした。  

私がいったのは5月の末でしたが、すでにイギリスは夜の9時半くらいまで明るかったです。日暮れが遅いから、観光施設も、お土産店も、遅くまで開いているかと思いきや、16時とか17時には閉まってしまうところがほとんど。
観光地なんだから、もうちょっと長く営業してほしいと、イギリスを旅行するたびにずっと思っているんですけどね(~_~;)  

コレッジ巡りばかりしていて、他のところはほとんど見ていないのですが、泊まったキーブル・コレッジの目の前にある「大学自然史博物館」がよかったです。




ドードー鳥(不思議の国のアリスつながり)の展示がある1階しか見る時間がありませんでしたが、ものすごい迫力でした!! 恐竜!! 
入場も無料です! 時間があったらゆっくりいろいろ見たかったです。  


イングランド訪問記はその4へつづく

**インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***