2018年7月19日木曜日

英国ファンタジーツアー日記 その18(ロンドン)








アフタヌーンティーを抜け出してまで向かったのは、はい、「ワーナー・ブラザーズ・ロンドン・スタジオ メイキング オブ ハリー・ポッター」(ハリー・ポッター映画のテーマパーク)です!

今日はハリー・ポッターに浸る一日♪ 
ワーナー・ブラザーズも事前予約が必要で、前払い、キャンセルしても払い戻しはありません。

個人で行く場合は自分で予約しないといけませんが、ロンドンからの日帰りツアー(いろんな旅行会社が扱っています)に参加すれば旅行会社のほうで手配してくれます。

また、自分で手配して、自分で電車を使って行く場合との料金を比べても、ほとんど変わらないので、手間を考えるとツアーで行ったほうがいいです。

私も最初はツアーにしようかと思いましたが、ツアーだと丸一日それだけに取られてしまうという点がネックで今回はやめました。

自分で手配すると、希望する入場時刻を選べるので都合がいいのです。

私は一番最後の16時入場で予約しました。
20時閉館なので、4時間あれば十分かなと考えました(実際、その時間の予約で、私的には十分でした)。 

ワーナー・ブラザーズ・スタジオの最寄り駅「Watford Junction」までは、ユーストン駅からナショナル・レイルに乗り、特急で20分。
最寄り駅からは送迎バス(有料。現金のみ受付け、おつりは出ません)で約15分です。 


 
ナショナル・レイルはオイスターカードが使えるのですが、それを見落としてしまい、事前にチケットを買ってしまいました(ちゃんと調べないとこういう無駄足をふんでしまう…けっこうそういうことがある私)。

ユーストン駅から出る電車は特急だけでなく、各駅停車もあります。

ギリギリまでアフタヌーンティーを堪能していたので、間に合わないかもととても焦っていて、飛び乗った電車はなんと各駅停車…((+_+)) 

途中で乗り換えられるのかがわからないまま、結局各駅停車で1時間もかかってしまいました…(;゚Д゚) 
ああ、なんたる不覚…。 

そんなハプニングがありましたが、20分前(20分前までに必ず来るようにとチケットに書いてあるのです)には余裕で間に合いました。
あー、冷や汗かいた。 

ディズニーランド並みの人気アトラクションなので、チケットも早くから予約しないと取れませんし、送迎バスも一回では乗り切れないほどでした(二階建てバスなのに)。

ハーフタームということで、車内は親子連れではちきれんばかりです。 

ワーナー・ブラザーズ・スタジオは、入り口から楽しめる工夫があちこちにされているので、入る前からテンションがあがります!!パーテーションの柵もこの通り。 



 
もともとは飛行機の整備工場だったところらしく、とにかく天井も高いし、広いったらありません。

まあ、映画のセットを組めるくらい広大な場所じゃないと、撮影も無理ですものね。 

予約時刻16時になり、予約していた人たちがスタッフの指示に従って一斉に入るのですが、前座からのもっていき方が上手いっ!!
この歳になると胸がどきどきするような興奮や感動を味わうことが少なくなるのですが、私、久しぶりに「うわあああ~っっ!!!」と声を出してしまいました、鳥肌が立ちました。

すごいです、ここは想像していたよりもはるかなスケールとリアリティで人々を魅了します。
まさに、別世界、ファンタジーの世界がそこにありました。 

真っ暗な中、扉が開いて、さあ、そこは――ホグワーツ魔法学校のグレートホール! 




 
ハリー・ポッターの映画が好きな方は、絶対に訪ねることをお勧めします! 
シリーズそれぞれの撮影に使われた実際のセットが見れるんですから!

飾ってある肖像画や、置いてある薬品、教科書、道具といった細かいところまでじっくり見れるし、俳優さんたちが着ていた衣装、特殊効果の説明などなど、撮影現場の裏側まで体験できちゃいます。

もう、本当に興奮しちゃいますよ!! 
こちらはスネイプ先生の魔法薬学の教室。
さっきまで、似たような教室でアフタヌーンティーを楽しんでいたので、余計にテンションがあがります!! 


 
私、写真は撮られるより撮るほうが好きで、どこに行っても自分自身の写真はほとんど撮らないのですが、ここでは舞い上がって、撮ってしまいました(^▽^;) 
ただ、シャッターを押してくれる人を探すのに苦労しまして…みんな、複数で来ているので割り込むようにして頼みづらく…そこで気づきました、お一人様は私一人じゃないですか!!ガーン。

誰に押してもらおうかとあわあわしていたら、「シャッター押してもらえますか」と声をかけて来たかわいい女の子(大学生くらいかな?)、おおっ、お一人様です! 

喜んで押してあげて、代わりに私のも押してもらいましたぁ~~。よかった~~~。 

その後も、ポイント、ポイントで、その子と撮り合いっこしました(笑) 
意図して一緒に行動しているわけではないのですが、巡る速度がおんなじくらいだったようです。 



 
中に入る時はみんな一緒ですが、入ったあとは自由に回るようになっているので、自分のペースで、好きなだけ見れます。もう終わりかな、と思ってもまた次が、また次が…と、とにかく果てしないほど場面が展開していくのもすばらしい演出。大満足です。 

私はわりと見て回るのは早いほうですが、今回ばかりはけっこうゆっくりと見学し、たっぷり2時間かかりました。

カフェ以外に休めるところがないので、カフェで”バタービール”を飲みたかったのですが、席がなくレジにもずらっと行列ができていたので諦めました。

カフェではアフタヌーンティーをやっているのは知っていましたが、すでに取り扱い時間は過ぎていましたし、過ぎていなくても、お昼にアフタヌーンティーをいただいたうえに、またアフタヌーンティーはとても無理(-_-;)

どんなアフタヌーンティーなのか、写真が見たくて検索してみたのですが出てこず…うーん、興味あるなあ。 

帰りの電車は帰宅ラッシュにかかっていたようで混んでいましたが、今度はちゃんと特急に乗りましたよ!
ユーストン駅まで、あっという間でした。行きのあの1時間はなんだったんだ…。

夏は21時くらいまで明るいので、ホテルに帰った時もまだ明るかったです。 

かなり歩いたものの、それほどおなかもすいていないし、一人では外食もつまらないので、いつものように、日本から持参したカップラーメンで済ませました(^^; 

ツアー参加者さんからいただいた湿布を貼って、足をマッサージして、明日に備えます。 

その19へつづく)