東門エリアには茶館もたくさんあります。
もう食べ物は食べられないけれど、お茶なら入ります!!
てか、目的は茶館めぐりですから、がんばってGO!!
一番行きたかった「紫藤蘆(ズートンルー)」はけっこう駅から遠いんです。
すでに午前からたくさん歩き回って足がくたくたに疲れてしまった私。
紫藤蘆にたどり着く前に足が悲鳴をあげてしまい、その途中にある「青田茶館」で休憩しませんか~と、岡本先生に直訴(笑)
青田茶館から紫藤蘆まで5分くらいと、近いんですけど、その5分が歩けず…(-_-;)
でも、青田茶館はさすがにガイドブックに載っているだけあって、雰囲気がバツグン。
住宅街の中に現れる、立派な門構え。
中に入ると落ち着きのある庭と、懐かしさただよう木造の日本式家屋がひっそりとありました。
この建物は台北帝国大学(現在の台湾大学)の教授の家として使われていたそうです。
戦後、政府に接収されたのち、台湾大学へ委託。
大学の教授が住んでいましたが、退去後は住む人もなく朽ち果てていたとのこと。
近所の画廊の社長さんが見かねて、大学に頼み、自費で改修を行い、ギャラリー兼茶館に生まれ変わらせました。
敷地は90坪もあるそうです。茶館の男性がしきりにマンゴーの木の話をしてきます(笑)
自慢の樹なんですね。
大きなガラス窓から見える中庭に、樹齢100年以上のマンゴーの木があり、毎年ちゃんと実をつけるんだとか。
ここはお茶代のほかに、お湯代も一人いくら、と取られるので、合計金額が他の茶館の2倍くらい高かった!!
台湾にしてはぼったくり(^^;
まあ、静かで、ゆっくりできるし、雰囲気と場所代だと思えば仕方ないでしょうか。
最初にお茶の淹れ方、飲み方を実演して見せてくれます。
無駄のない、流れるような美しい動き(≧▽≦)
カフェスペースの横に、これまた素敵なギャラリー『敦煌畫廊』が併設されています↓
私はここにすっかり腰をすえてしまったため、紫藤蘆へ行くのはもういいかな、と思いましたが、岡本先生が、ここまで来たならがんばっていきましょう!!と元気づけてくれたので、紫藤蘆へ向かいました。
紫藤蘆もガイドブックに載る有名店ですが、いかんせん、遠い!!
そして、大通りに面しているので、想像していたよりも車の往来の音が気になりました。
お茶のクオリティも、青田茶館よりも、こちらのほうが断然、私はいいと思いました。
お茶で選ぶなら紫藤蘆です(青田茶館の半分ほどの料金ですし…)。
茶館を2つ回り、ゆっくりと時間をかけてお茶をいただいたので、だいぶ体力は戻ってきましたが、また東門駅まで20分以上歩いて戻る気力はなく…(^▽^;)
タクシーを使おうと思いましたが、タクシーを拾う前に、大通りのバスの便をチェックしたところ、MRTの駅までバスがたくさん出ていることがわかったので、バスに乗ってみることにしました。
悠遊カード(交通系ICカード)で、電車にもバスにも乗れるので、ピッとやるだけ、便利ですね。
油断していると降りる場所を通り過ぎてしまいそうだったので、電光掲示板を凝視して、目的のMRTの駅名が出たところで、無事に下車!
バスに乗るなんて、どうってことないことですが…慣れてない海外でバスに乗るって、すごく緊張するものです。
ホテルに戻り、疲れ果てた体を休めます。
もうこれは、足のマッサージをやってもらいたい!! 昨日のマッサージ店では顔エステをやってもらったので(足もやってもらおうと思っていましたが店の接客が気に入らなかったので顔だけにした)、まだ足のマッサージはやってもらっておらず、今日はとことん足がダメージを受けていたため、ホテルのそばのマッサージ店を検索。
お店によってメニューや料金がけっこう違います。
値段と時間がお得なお店を見つけたので、そこへ行くことにしました。
ホテルからは歩いて5分ほど。
マッサージの前に、岡本先生が三越を見たいというので、三越の地下でお土産品を物色。
フードコートもあるので、そこで夕食を食べてもよかったのですが、日本でも食べられるものばかりでつまらない。
「今日は疲れたので、コンビニでいいですよ」と岡本先生が言ってくださったので、ではそうしましょうということで、まずはマッサージ店へ。
思った以上に接客も、内容もよく、すっかり気分がよくなってホテルへ戻りました。
もしまた台北でマッサージをしたくなったら、ここへ行こうと思いましたよ。
ホテルへの帰り、屋台で売っていたネギ餅がおいしそうだったので1個買って、二人でシェアしました(味がわからないものは危険なので試しに1個ということで…(^^;)。
コンビニに寄り、私は肉まんを買って、麗采蝶精品茶館で買った東方美人のアイスティーとともに、ホテルの部屋で、ゆっくりと夜ごはん。
こうして今日ももりだくさんのスケジュールで、よく歩きました。
マッサージで気分一新、大満足です。雨が降らなかったのもありがたかったです。
その10につづく