自由学園明日館は1921年、
羽仁もと子、吉一夫妻が創立した女性のための学校です。
家庭に収まることが当たり前と言われていた時代にあって、自分の人生を経営するために自分で考える力をつけるという目的をかかげていました。
家庭に収まることが当たり前と言われていた時代にあって、自分の人生を経営するために自分で考える力をつけるという目的をかかげていました。
この建物は、アメリカの有名な建築家フランク・ロイド・ライトの設計。帝国ホテル設計のため来日していたライトの助手を勤めていた遠藤新が、友人でもある羽仁夫妻をライトに引きあわせました。
夫妻の目指す教育理念に共感したライトは忙しい中で引き受けてくれたそうです。
1921年4月、まだ完成していなかった教室で、26人の少女が集まり、自由学園最初の入学式が行われました。3か月のスピード工事だったそうですよ。
ライト氏の顏のステンドグラス。
1921年4月、まだ完成していなかった教室で、26人の少女が集まり、自由学園最初の入学式が行われました。3か月のスピード工事だったそうですよ。
ライト氏の顏のステンドグラス。
限られた工費のなかでいかに空間を充実させるか、ライトの工夫があちこちに見られます。建物全体の意匠を幾何学模様にまとめ、上の写真のホールの窓には高価なステンドグラスを使用する代わりに、木製の窓枠や桟を幾何学的に配して工費を低く抑えたそう。
椅子もかわいいんです。
階段を数段あがると食堂です。
食堂が校舎の中心にあるのは、当時の学校建築としては珍しいそう。
ライトが大事にした暖炉がここにも。喫茶付きの入場券を買いました。この食堂で、飲み物とお菓子がいただけます。カップ&ソーサーも、自由学園のオリジナル。建物の柄です♪
素敵すぎる空間です~~~~(≧▽≦) 本棚にあった本をぱらぱらとめくってみます。創設者のご夫婦は学園を設立する前、『婦人之友』を発行する出版社を経営。現在も良質な雑誌や書籍を発行し続けています。
1934年に学園が移転するまで校舎として使われていましたが、現在は国指定の重要文化財として公開されているほか、施設を利用することもできます。
ここでイベントしたら楽しそう♪♪
建物めぐりはまだまだ続きます。
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私の手元に最後の13冊がございますので、新品ご希望の方はお問合せ下さい。サイン入りでお送りすることも可能です。こちらのHP上部の「お問合せ」から(携帯の方は上部のタイトル下にある「ホーム」ボタンを押すと「お問合せ」が出てきます)どうぞ。
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参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)
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