2023年6月11日日曜日

ウィリアム・モリスのお茶会@掛川市

掛川市のサロン&カフェSerendipityさんで、毎月第2土曜日、テーマを変えて開催していただいているお茶会。
昨日は「ウィリアム・モリスと植物」というテーマで行わせていただきました。

今、セリアでもモリスのコーナーがあり、モリスという名前は知らなくても模様(デザイン)にはなじみのある方が多いと思います。

実はこれらのデザインが誕生したのは100年以上前の19世紀。
世界で先駆けてイギリスで起こった産業革命。
機械化によって大量生産された粗悪な商品ではなく、手仕事によってつくられた美しいものを部屋に取り入れましょう、と提唱したモリス。

モリスはさまざまな商品を生み出しましたが、現在にまで、国を超えて愛され続けているのがテキスタイル、特に壁紙のデザインです。



日本人が特に好むのが「いちご泥棒」という柄。セリアでも必ず使っているデザインですね。↑ の写真の、キッチンマットで敷いているのがそれ。




セレンディピティさんの参加者さんが持ってきてくだったアジサイ。
どんよりした梅雨を明るくしてくれるのがお花ですよね!






松本市美術館で先日まで開催していた「アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」に行かれたオーナーさんが、そこで購入してきたショートブレッドと、オーナーの娘さん手づくりの米粉のチョコレートケーキを出してくださいました♪
お茶はミントティー。

このショートブレッド、日本ではなかなか手に入らないレアな商品。スコットランドのアイランド・ベーカリーという会社のものです。
マル島という小さな島にある工場で作られているのですが、そこで使われる電力は、近くの川を利用した「水力」、工場の上にある風車から送られる「風力」で発電。
また、マル島の豊富な木材プランテーションから採取された木を使い、独自の薪ストーブのオーブンでビスケットが焼き上げられているのです!!
まさにSDGs、環境を考えて製造されているのですね。

参加者さんの多くが、モリス柄の何かを持参されたり、愛用されているバッグやブラウスを着用してきてくださったり、このお茶会に参加するためにブラウスをご自分で仕立てて着てきてくださった方も。
モリスの布地を購入してご自分でバッグなどを作っている方もいらっしゃり、見せていただいて、私も1つ購入させていただきました(^^)/

イギリスからは遠く離れたこの日本でも、これだけ愛用されているモリスのデザイン。
美しいものを自分の手で創り出す、というクラフツマン精神が時代を超えて生き続けている証拠ですね。

アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」は全国を巡回するようです!
2023年6月17日(土)~8月17日(木) 久留米市美術館
9月16日(土)~11月5日(日) そごう美術館
11月18日(土)~2024年1月21日(日) 山梨県立美術館

久留米市美術館は、2019年に「タータン展」をしてくださったところ。私は記念講演会をさせていただきました(*'ω'*) その時のブログはこちら

さすがに九州は遠いので、そごうか、山梨なら行けそうです。ご興味のある方はぜひ♪

セレンディピティさんの次回のお茶会は7月8日(土)13:30~15:00
テーマは「マリー・アントワネットが愛した花」です。
参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)
サロン&カフェSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)駐車場あります。電車で来られる方はご相談ください。

浜松でもマリー・アントワネットのお茶会を開催します。

6月28日(水)
テーマ「マリー・アントワネットが愛した花」
参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)
午前の部 10:00~11:30 満席
午後の部 13:30~15:00 満席
参加費:2,700円(紅茶&お菓子付き)


満席になる前にお申込みはお早めに♪
こちらからどうぞ(goole form)。


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