九州への旅⑤鹿児島-2 洋館めぐり
九州への旅⑥鹿児島-3 マナーハウス島津重富荘・石橋記念公園
鹿児島最終日。
昨日は天気がよくありませんでしたが、今日は快晴です!
鹿児島市内を十分に観光したとはいえませんが、今回の旅行の主テーマはお茶なので、茶産地である霧島のほうへ行くことにしました。
最終日は土曜日に当たってしまったので、混雑を回避するため(車での移動なので余計)できるだけ早く、中心部を抜けたいと思いました。
霧島へ向かう途中、桜島の眺望がすばらしいとの書き込みを見つけ「寺山公園展望台」へ立ち寄りました。
桜島の絶景は何度もこの旅行で見てきましたが、ここからは全貌が見えて感動でした。
左手に見える町は姶良市でしょうか?
犬の散歩をしている方がいるだけで、静かな土曜日の朝です。
霧島では、まず見たいのが大茶樹です。
その前に、今吉製茶さんのお茶カフェに立ち寄りました。『時・TOKI KIRISHIMA』
創業大正6年という今吉製茶さん。こちらの直営カフェは夏にオープンしたばかりとのこと。
真新しい、きれいな建物にびっくり。日本茶カフェというと和のイメージですが完全に今どきのおしゃれなカフェになってますね。
オーガニック認証の煎茶・番茶・紅茶・ほうじ茶・抹茶を使ったカフェメニュー、とあるので楽しみにしていきましたが、この日は貸切の予約が入っているとのことで、提供できるのはテイクアウトのみとのことで、がっかり・・・。
でも、外のテラスでお飲みください、と言われたので、テラスでお茶をいただきました。
テラスからの眺めがこれまた素敵!!!霧島連山が見えます。
高さ36m、幅22mの壮観な滝。滝つぼまでけっこう歩いた(^-^;
かつて、和気清麻呂(奈良時代の中頃から平安時代の初頭にかけて生きた貴族・高級官僚の一人)がこの滝で遊び、幕末の風雲児坂本龍馬も新婚旅行で、この滝を眺めたそうですよ。
さて、目的の大茶樹はもうすぐ。
看板を見逃してしまい、行き過ぎて戻りました(-_-;)
茶樹は5つくらいあります。ここを大茶樹公園として整備(2011年)した時に、他の地域にある大茶樹をここに移植してまとめたのだとか。
霧島茶の歴史の始まりは1319~1320年(鎌倉時代)に住職が京都の宇治から茶の種を持ち帰って広めたこと。活発になるのは江戸後期。薩摩藩でお茶の栽培が推奨され、開国後は重要な輸出品に。
霧島茶の産地としての歴史をもつこの地にはかつて日本一と称された「大茶樹」がありました。江戸時代初期に植樹されたというその大茶樹から採れた煎茶は“不老長寿のお茶”として珍重され、戦前まで一番茶は霧島神宮と鹿児島神宮に奉納されていたとのこと。昭和12年には国の天然記念物の指定を受けましたが、残念ながら昭和20年頃害虫にやられて枯れてしまいました。
霧島茶の歴史の始まりは1319~1320年(鎌倉時代)に住職が京都の宇治から茶の種を持ち帰って広めたこと。活発になるのは江戸後期。薩摩藩でお茶の栽培が推奨され、開国後は重要な輸出品に。
霧島茶の産地としての歴史をもつこの地にはかつて日本一と称された「大茶樹」がありました。江戸時代初期に植樹されたというその大茶樹から採れた煎茶は“不老長寿のお茶”として珍重され、戦前まで一番茶は霧島神宮と鹿児島神宮に奉納されていたとのこと。昭和12年には国の天然記念物の指定を受けましたが、残念ながら昭和20年頃害虫にやられて枯れてしまいました。
現在のものは、挿し木で成長した2代目の「霧島大茶樹」。それでも樹齢は約120年。
お茶の木って”木”だったのね~~と納得する大きさです。大人のかくれんぼもできますね。
お茶の木って”木”だったのね~~と納得する大きさです。大人のかくれんぼもできますね。
公園には「年輪堂」という日本茶カフェがあり、そこで休みました。窓から霧島連山と、茶畑が見えます。
大茶樹の葉から作られた緑茶をいただきました。旨味がけっこうあります。
手作りおはぎもおいしかった。
店主さんに、茶畑が広がっている景色を撮りたいのですがどこかありますか?と聞いてみるともっと山のほうへ行くといいですよ、と。車で30分くらいとのことで行き方を教えていただき、早速、行ってみることにしました。
どこかお昼が食べられるところありますか~?(地元の方に聞くのがいちばんです(^^; といっても店主さんは大阪からの移住者だそうですが)
茶畑に行く途中に道の駅(霧島ふもとの駅)があるのでそこはどうでしょう?とおすすめされ、そこに行ったら、ソウルフードの「がね」を食べてみてください、と言われたので、はい、道の駅で買いました!
これが「がね」。さつまいもを中心とした郷土料理。さつまいもや野菜を太めの千切りにし、衣をつけて揚げてあります。
その見た目が、かに(鹿児島弁でがねと呼ぶ)に似ていることからこの名がついたとのこと。
さつまいもを使っているのでけっこうなボリュームで、とても1パック全部は食べられないのでお土産に持って帰りました。
その見た目が、かに(鹿児島弁でがねと呼ぶ)に似ていることからこの名がついたとのこと。
さつまいもを使っているのでけっこうなボリュームで、とても1パック全部は食べられないのでお土産に持って帰りました。
くりの炊き込みご飯も買いました。おいしかったです!!!
お腹を満たしたあとは、教えていただいたとおりに北の方へとのぼっていき、茶畑を目指します。
遠くに桜島が見えます。もっと上まで行ってみようと思いましたが、そろそろ時間も気になってきたので下山します。
鹿児島空港へ向かう途中に見つけました。
「塩浸温泉(しおひたしおんせん)龍馬公園 龍馬とお龍の湯」
坂本龍馬が湯治療養したといわれる塩浸温泉の、源泉を利用した日帰り入浴施設。
日本初の新婚旅行とされた、鹿児島湯治療養。二人の写真が看板に。
静岡だけにあると思っていたらここにもあった! タバコならぬ、茶バコ。中にはスティック状のお茶が入っているの。どうしようかと迷いましたが、やめました、家にたくさんお茶があるので・・・。
知覧で買った、知覧茶を使ったかるかん。
空港限定で売っていた知覧茶のフィナンシェ、奄美黒糖のフィナンシェは、どんなお味か見たいので購入。
知覧で買った、知覧茶を使ったかるかん。
空港限定で売っていた知覧茶のフィナンシェ、奄美黒糖のフィナンシェは、どんなお味か見たいので購入。
フィナンシェはハート型をしていてかわいかったし、お味もよかったです。知覧茶のかるかんもおいしくいいただきました♪
静岡空港行きの飛行機の到着が遅れに遅れて、出発したのは1時間半後くらいだったかな。
おわびにと、1,000円のキャッシュバックをいただきました。外国じゃ、こんなことやってくれないですよね。
静岡空港は我が家から車で1時間かからず、駐車場も無料(入り口に近い便利なエリアは有料)なので、使い勝手がよく気に入っています。
これで九州旅の日記はおしまい。九州、とても気に入りました。また行きたいです。
さて、クリスマスが近づいてきています。
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